世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

おもしろ飼育日記一覧
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待 ち ぶ せ る

2017.08.29 (火)

中野

2017.8.27-0.jpgみなさんこんにちは。


今年の夏は天候に恵まれず、ことごとく外出できなく、

あっという間に夏の終わりを感じて悲しいです(泣)

 

そんな悲しみを癒してくれる、面白い魚をご紹介します。

 

こちら「パカモン」です。

2017.8.27-1.jpg

 

 この「パカモン」は、

現在開催中の企画展「世界のナマズ大紀行」にて展示中でして、

その中でも、私が特にツボに入っている魚がこちらの「パカモン」なんです。

 

どこがツボなのかご紹介しますと、

まず一に見た目です。

2017.8.27-2.jpg

 

この顔つきとひらべったい体が、独特でなかなかいいですよね。

 

次に、捕食行動です。

砂に潜り、獲物をまちぶせて襲うという習性をもっているために、

実はほとんど動かないです・・・・・・・・が!

 

捕食動画を撮影しましたので、是非ご覧ください!

 

 

 

 いかがですか?

餌がもらえると思って、

ちょっと砂から出てきてしまったのが、ミスなのですが(笑)

それでもなかなかの迫力だったと思います。

 

 

何にもない砂地を優雅に泳いでいる所に、

突然こんなのが現われる・・・。

食べられる側で考えたら恐ろしいですよね・・・!

 

待ちぶせ型の肉食魚は、普段じーっとしているのに

捕食する瞬間はものすごく勢いがよい、

そんなギャップがツボの一つです。

 

見た目もさることながら、名前もインパクト?親しみ?があるようで、

よくお客様から名前を呼ばれているのを耳にします。

 

「パカモン」は、現地名で “頭のつぶれた奇怪な魚” を意味するそうで、

現地の人もパカモン、パカモンと呼んでることを想像すると面白いですね。

 

更に、

よーーーくパカモンを観察してみると、

2017.8.27-3.jpg

 

体表にたくさんの毛があるんです。

 

これは、カサゴ・ギンポ・フサアンコウの仲間などに共通する

皮膚が変化してできた「皮弁」(ひべん)によく似ています。

 

ナマズとアンコウでは種類が全く違いますが、

擬態することで、天敵から逃れ、

更には獲物の目をくらませて待ち伏せする魚たちに

共通する適応した形なのかもしれません。

 

 

では最後に、

2017.8.27-4.jpg

 

こちら

餌を口にくわえたまま、

3分くらい動かなくなってしまったときのパカモンの写真です。

 

餌をあげるそぶりを見せると、くわえたまま餌を狙う反応をしてたので、

恐らく自分の口に餌があることに気づいていなかったかと思います・・・。

 

おそろしいほどにゆるい(笑)

 

パカモンの面白さ伝わりましたか?

他にも、世界の多種多様でユニークなナマズたちが大集合しておりますので、

是非見に来てくださいね。

 

では、みなさんをお待ちぶせています!


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カテゴリー  特別展・企画展
キーワード 中野
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