世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

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2018.10.10 (水)

野口

新しい仲間を紹介します。

 

こちらはオオシマドジョウと呼ばれるドジョウの仲間で、かつてはシマドジョウ西日本グループ4倍体型と呼ばれていました。

吉井川の魚類の一つとしてオヤニラミやムギツクが泳ぐ水槽に仲間入りしましたが、当館ではオオシマドジョウによく似たニシシマドジョウがすでに展示されております。

 

よく似ているので見た目ではなかなか区別できないかもしれません。

ニシシマドジョウは染色体数が2n=48の2倍体、オオシマドジョウは2n=96の4倍体ということで、ニシシマドジョウが染色体数を倍化させて誕生したものがオオシマドジョウと考えられています。

といっても難しい話なので、とりあえずは両者は分布域が異なるので、生息地で区別することは可能です。

ニシシマドジョウは当館がある岐阜県などに生息していますので、この周辺で採ったらニシシマドジョウです。オオシマドジョウはおもに瀬戸内海流入河川に生息していますので、そのあたりで採ればオオシマドジョウです。

学生時代はオオシマドジョウの生息する地方に住んでいましたので、何度もオオシマドジョウを捕まえてきました。

時折このような全長15cmをこえる大型の個体と出会うこともありました。

 

この写真の個体はメスなのでややお腹が大きいですが、なんとなく肉付きも良く強そうな感じもします。

 

当然、ドジョウの仲間なので砂や砂利の中にも潜ります。

 

パッと見た感じいないと思っても、こんな感じで隠れていますので、予想以上に多くの個体がいると思います。

ぜひじっくりと観察してみてください。

 

 

 

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カテゴリー  新しい展示日本淡水魚
キーワード 野口
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