

イタセンパラの産卵
2016.12.04 (日)
野口
みなさん、こんにちは。 前のブログでイタセンパラの大群泳を紹介させていただきました。 秋も深まり外の水槽の水温も15℃を下回るようになり、 水族館の裏側で実施していたイタセンパラの繁殖も無事終わりました。 一方、展示水槽では、まだまだ婚姻色のでたオスや 産卵管ののびたメスを観察することができます。 ただ、繁殖の時期に毎日観察を続けていても、 産卵の瞬間には立ち会えるものではありませんし、 ましてや水族館に来られた皆さんにお見せするのはなかなか難しいです。 そんな中、今回イタセンパラの産卵の瞬間を撮影することに成功しました。 朝、開館前に見回りをしながらイタセンパラの観察をしていたところ、 タイミングよくその瞬間に立ち会うことができました。 多くを語るより、皆さんに見ていただいたほうがはやいと思いますので、 どうぞご覧ください。
産卵管の伸びたメスが産卵のタイミングをうかがい、その瞬間に備えて 婚姻色の出たオスもその周りを泳いでいたのがわかっていただけたかと思います。 ペアで産卵する場合もあれば、複数の個体が産卵に関与する場合もあります。 そして、産卵も必ずしもうまくいくわけではなく、 今回のように失敗することもあります。 開いている貝の出水管に産卵管をさしこんで産卵するわけですが、 そのタイミングはほんとに微妙なものなのでしょう。 野外でも水槽内でも、こんな感じで魚の産卵の瞬間に立ち会うと、 グッと心を持っていかれますね。いや~いいですね、魚。
カテゴリー 日本の淡水魚
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