企画展からお便り1 ~ニジイロクワガタ~
2018.01.18 (木)
こんにちは。企画展「そのなまえヘンテコリン」を担当している
体験学習チームの河合です。
企画展の中で生き物のことを伝えきれなかったので、
ブログで順番に紹介していきますよ。
まずは、私のお気に入りから。
七色に輝き、世界一美しいクワガタと言われているクワガタ。
この体の色はどうですかー。でき過ぎなくらい本当にきれいですよね。
英名はRainbow stag beetle(レインボースタッグビートル)と言います。
この色が特徴なんですね。
クワガタの中でも人気がある種類で、知っている人も多いのではないでしょうか?
会場内でも「ねぇ~!ニジイロクワガタがいる~」といった子どもの叫び声を耳にします。
このクワガタの有名な生息地は、オーストラリア北東部のクイーンズランド州です。
成虫の寿命も1年~1年半と長く、上手く飼育すれば2年、生きることもあります。
この見た目と飼育のしやすさが人気の秘密なのかもしれません。
ここまでの説明で「ニジ(虹)」「レインボー」の名前の由来はわかりましたが、
そもそもクワガタの名前の由来ってなんでしょう?
カブトムシは、戦国武将の武具である兜(かぶと)が名前の由来で兜虫。
クワガタは、兜についた角状の飾りを鍬形(くわがた)といい、
クワガタの大あごの形がそれに似ていることから、クワガタと名付けられたそうです。
おまけに英語ではstag beetleと呼びます。
「stag」が雄鹿、「beetle」が甲虫という意味で、
クワガタの大あごを鹿の角になぞらえたものです。
1回目の生き物の紹介はこれでおしまいです。
次はどの生き物を紹介しようかな?
こうご期待!
話は変わりますが、年末年始の期間中にトト・ラボで実施していた
企画展特別イベント「なぜ?どうして?このなまえ!」はいかがでしたか?
スタッフがクイズやカードを使って生き物の名前のお話をしていましたよ。
では、また。