ニホンアカガエルの産卵調査
2010.02.06 (土)
田上
先日、ニホンアカガエルの産卵調査に行ってきました。
この寒い季節に産卵?と思われるかもしれませんが、
ニホンアカガエルやヤマアカガエルは、まだ雪が残っていることもあるこの季節に産卵します。
<水族館で展示しているニホンアカガエル>
調査地点は岐阜市のとある場所。
里山保全活動も行われていて、とっても気持のよい場所です。
仕事はお休みだったので、ゆっくり時間をかけて、見て回りましたが、
まだちょっと早かったようで、卵塊は見つかりませんでした。
昨年、岐阜県のレッドリストが改訂され、ニホンアカガエルは「準絶滅危惧」に指定されました。
人里近くにすむニホンアカガエルは、人間の活動の影響をうけやすい生き物です。
アカガエルの卵塊がいつまでも観察できるよう、水族館で啓発活動に取り組んでいきたいと思います。
また、産卵が確認できたらご報告します。
カテゴリー 日本の両生類
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