<サンショウウオ日記 vol.21>クレイアニメ講座開催!
2010.08.25 (水)
さて、サイエンスカフェの翌日は、アートdeサンショウウオ第2弾「クレイアニメ講座」が開催されました。
一緒に実施運営にあたるK-ITシティコンソーシアムのみなさんと、何度も打ち合わせを行いましたが、
うまくいくか緊張であります・・・。
クレイアニメでサンショウウオの生活史を再現することで、
サンショウウオへの理解を深め、学びにつながればこれ幸い、というこの企画。
結果として、「大成功」!
実にいいワークショップでしたよ。
最初に、当館スタッフによるサンショウウオの生活史の解説、
そしてK-ITの方による製作手順の解説が行われました。
このあたり、参加者のみなさんも緊張が感じられ、静かなスタートでしたが、
粘土が配られると、会場は一気に盛り上がりました。
やっぱりね、粘土コネコネは楽しいですよ。
私も泥団子作りに心血を注いでいた幼稚園~小学校時代を思い出しました。
どうやって作るか相談中。
知らない子同士でも、一緒に粘土をこねるとすぐに仲良しに。
やんややんや言いながら製作に取り掛かります。
ちなみにこの粘土。プロも使う粘土だそうで、色がとても鮮やかで美しい!
作り始めるとみんなすさまじい集中力。その間も我々スタッフに、
「前あしができ始めた時に指はどうなっているのか?」とか、質問がバンバンきます。
いいですね、そういう「コダワリ」って、とても大事だと思います。
これは、幼生ですね!エラが細部まで再現されていて、すんばらしい!
さて、それぞれサンショウウオが作れたら、実際に少しづつ動かして撮影です。
この幼生は、前あしが生えてくるところを再現するんでしょう。
PC操作もお手の物。
「CLAYTOWN」というソフトを使って編集しているのですが、これオモシロイです。
撮影した画像が残像として残るので、見比べながら動きをつけれるんですね。
個人的に買って、家でやってみたくなります。
(同僚に、あなたは3日で飽きるといわれてしまい、言い返せないのがとてもくやしい・・・)
できあがったアニメーションをみんなで観賞!
めっちゃ笑顔、おそらく素晴らしいアニメが出来上がっていることでしょう。
このワークショップでみんなが作った映像は、後日、サンショウウオ展ブースなどで放映予定!
お楽しみに!