ミミクリーシリーズ第6弾
2011.02.12 (土)
ご無沙汰いたしました。お待ちかねの第6弾です。
しかし、あっという間で、この特別企画展も残すところあと1カ月となってしまいました。
ブログ急がないと、間に合わないっ!!と焦り始めた次第です。
さて今回、ご紹介するのは、水着です。
このところ、運動不足で、たるんだお腹周りが気になるという方(私もですが・・・)に朗報です。
競泳用水着といえば、過去にシドニー五輪で、サメ肌水着が脚光を浴び、
新記録が続出したのは、記憶に新しいところです。
しかし、2005年に国際水泳連盟が使用禁止にした経緯もあって、
新たなる水着の研究は続けられていました。
そんな中、ミズノ株式会社が開発したのが、これです!
手前に写っているかっこいいカラーリングの方です。
実は、この水着は、カジキの体表面にヒントを得て、開発されたのです。
その名も、「ミズノ アクセルスーツ ウォータージーン」!! (なんだかすごそうだ・・・)
今までの、「撥水による低抵抗」から「水との融合による低抵抗」という発想に切り替えたのです。
魚類を触ってみると、粘液でヌルヌルしていますよね?
これは、水中の細菌や寄生虫から身を守る役割もありますが、
体の抵抗を減らす役目も果たしていたのです。
摩擦が生地とその表面を流れる水との関係ではなく、
ジェル化した生地表面の水と表面を流れる水との関係になるため、
抵抗を軽減することが実現されたのです。
ちょっと難しいですが、サメの次はカジキで勝負ということですね。
今までにないタイムを叩きだすかもしれませんよ。
今回、サンプル水着、資料、
ならびに迫力満点のカジキの画像をご提供いただきましたミズノ株式会社様には、
この場をお借りして御礼申し上げます。
うん、これ着て、プールに通ってみようかな・・・