世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

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成長は至って順調ですよ

2012.03.26 (月)

大島

さてさて、サツキマスの稚魚たちのその後が気になっている方も多いハズ・・・・

泳ぎ出してから、はや1カ月。

今やこんな感じです。

 

IMG_5951.JPG

若干、数が減りましたが(泣)、餌をガツガツ食べ大きくなってきております。

拡大するとこんな感じです。大きさは、だいたい3㎝くらいです。

 

IMG_5979.JPG

サケの仲間の稚魚期に特有の小判型の模様がハッキリ分かりますね?

これは、「パーマーク(幼魚の模様という意味です)」といいます。

海へ下らない河川残留型(=いわゆるアマゴ)は、成魚になってもこの模様はそのままです。

一方、海へ降る降海型(=いわゆるサツキマス)は、海水での生活に順応するとこの模様は消えて、

銀白色の体に変化します。これを銀毛化といいます。

 

海へ行くか川に残るかは、遺伝的な要素や環境、生息密度などによって決まるそうですが、

飼育下でも照明時間や水温、給餌量など環境を操作すれば、

銀毛化する個体が増えるという実験結果があり、、

アクアトト生まれの銀毛ちゃん、

(ここではあえてサツキマスと呼ばないでおきましょう)も夢ではありません。

やってみよっかな~♪

 

ちょっとコムズカシイお話になってしまいましたね。

 

ま、このまま、成長すれば、また、さらに広い水槽へ引越せなばなりませんね。

 

今もまだ、この稚魚たちの展示を続けております。

でも、その展示も春休みが終わるくらいまでかなぁ~と考えておりますゆえ、ぜひ。

 

 


 

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カテゴリー  アクア・トトの生き物
キーワード 大島
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