世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

おもしろ飼育コラム一覧
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クラゲの食事風景

2009.04.22 (水)

嶋津

特別展やマンスリーなどでクラゲの仲間を展示すると「クラゲの餌はどうやるの?」という質問を必ず聞きます。そこで今回はクラゲの給餌方法をご紹介します。
ボールでクラゲをすくい、その中に動物プランクトンの仲間のブラインシュリンプ(シーモンキーと言えばご存知の方も多いかと思います。)や魚肉のミンチなどを入れて10分程待つとクラゲは触手で餌を捕え、傘の裏側中央にある口に運びます。摂餌を確認してから水槽に戻します。
すくう時や戻す時にはクラゲの体内に空気が入ると、そこから穴が空いてしまうので気をつけて取り扱わないといけません。胃袋は透明なので餌でいっぱいになっている様子が展示水槽からも観察できます。
1日2回水槽にボールが浮かんでいる時はクラゲのお食事中の時間なのです。

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カテゴリー  アクア・トトの生き物
キーワード 嶋津
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