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渓流展ブログ2  「渓流の構造や物理特性」

2012.12.26 (水)

真田

 

みなさま,はじめまして.
河川大好き人間の真田(サナダ)です.
今回の特別展の企画を,ハタノさんと共に担当しました.
どうぞ,よろしくお願いします.
河川(・・・で食べる「おにぎり」が・・・)大好き人間にとって,
渓流は最もステキな空間です.
せせらぎの音を聞きながら食す「おにぎり」.たまりません.
ところで,みなさんは渓流へ行ったことがありますか?
私は若かりし頃,魚の生息を調べるために,
電気ショッカーという魚をビリビリさせる道具を背負い
「やまごもり」をしたことがあります.
その,思い出の写真がコチラ.
■写真01_湯西川調査風景
その時に,川の物理環境(流れの速さや水深など)も,色々と調べました.
渓流は,川の最上流部にあたり,山の間を流れているので,
流れも速いのが特徴です.
しかし,全ての区間の流れが速い訳ではありません.
なぜなら,瀬(せ)と淵(ふち)があるからです.
■写真02_瀬淵の景観
瀬は流れが速く,水深の小さなところ.
淵は流れが遅く,水深の大きなところです.
これを瀬・淵構造(せ・ふちこうぞう)といい,
たとえ急な斜面を流れていても,川の中に魚がすめる
安らぎの空間を確保することができます.
河川の分野では,渓流のような瀬・淵構造を「Aa型」といいます.
ちなみに,私の血液型はO型ですが,
河川にはこの他に「Bb型」や「Bc型」の瀬・淵構造があります.
これは生態学者の可児藤吉(かにとうきち)が提唱したものです.
渓流展のビデオでも説明していますので,是非,ご覧くださいね.

みなさま,はじめまして.

河川大好き人間の真田(サナダ)です.

今回の特別展の企画を,ハタノさんと共に担当しました.

どうぞ,よろしくお願いします.

 

河川(・・・で食べる「おにぎり」が・・・)大好き人間にとって,

渓流は最もステキな空間です.

せせらぎの音を聞きながら食す「おにぎり」.たまりません.

 

ところで,みなさんは渓流へ行ったことがありますか?

私は若かりし頃,魚の生息を調べるために,

 川の物理環境(流れの速さや水深など)も,色々と調べました.

 

渓流は,川の最上流部にあたり,山の間を流れているので,

流れも速いのが特徴です.

 

しかし,全ての区間の流れが速い訳ではありません.

なぜなら,瀬(せ)と淵(ふち)があるからです.

12.25((2)).jpg 

瀬は流れが速く,水深の小さなところ.

淵は流れが遅く,水深の大きなところです.

 

これを瀬・淵構造(せ・ふちこうぞう)といい,

たとえ急な斜面を流れていても,川の中に魚がすめる

安らぎの空間を確保することができます.

 

河川の分野では,渓流のような瀬・淵構造を「Aa型」といいます.

ちなみに,私の血液型はO型ですが,

河川にはこの他に「Bb型」や「Bc型」の瀬・淵構造があります.

 

これは生態学者の可児藤吉(かにとうきち)が提唱したものです.

渓流展のビデオでも説明していますので,是非,ご覧くださいね.

 

次回の「渓流展ブログ」は、タガミさんが担当です。

タガミさん、よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

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カテゴリー  企画展・特別展示
キーワード 真田
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