卵を産みに来る前に
2013.12.11 (水)
田上
当館敷地内にある岐阜市産カスミサンショウウオの
域外保全区域(ほったらかし飼育場)
詳しくは http://aquatotto.com/blog-diary/2012/04/post674.html
に生えるカツラもすっかり葉っぱを落として、
いよいよ冬らしくなってきました。
ごらんのような、荒れっぷりが逆にすがすがしいと巷で評判です。 産卵用の水場にもいい感じに泥やら色々な堆積物が溜まっていて、
環境的には実に良い感じです。
でも、卵や幼生をまったく観察できない状況では困りますので、
こんな風にタモ網でどんどん堆積物をすくっていきます。
すると…
いやー、この調子だと来年も順調に繁殖してくれることでしょう。
泥がなくなったことで、
戸惑いオロオロと水底を徘徊し続けるオスたちを見て見ぬふりして、
「よしず(鳥対策)」をかぶせて作業終了!
たくさんのメスが産卵に来ることを、オスも私も期待しています。
カテゴリー バックヤード日本の両生類
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