【期間限定】今年産まれのシロヒレタビラを展示
終了しました。
2022.03.25~05.10
春に繁殖シーズンを迎えた、二枚貝に産卵するタナゴ類の稚魚・幼魚を展示しました。
日本には16種類の在来のタナゴ類が生息しており、これらはすべて二枚貝(イシガイ類)に産卵する習性を持ちます。一方で、イシガイ類はその幼生期にヨシノボリ類などの魚のエラやヒレに付着して寄生する生活史を送ります。したがって、タナゴ類にとってのイシガイ類、イシガイ類にとってのヨシノボリ類は、子孫を残すために欠くことのできない存在です。
展示では、二枚貝のそばでなわばりをもち、求愛行動をするタナゴ類の様子を動画にて放映し、どのような二枚貝に産卵するのか、その一例を紹介しています。
また、タナゴ類とイシガイ類の生息環境の悪化や、乱獲などによる影響についても解説しています。
この春に産まれた小さなタナゴの展示を通じ、生き物たちのつながりや、そのつながりが危機的な状況あることを少しでも知っていただけますと幸いです。
展示場所 | 展示場所 館内3階 「水田や用水路の生き物水槽」前 |
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期間 | 2022年5月10日(火) |
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