こんにちは。
現在開催中の企画展「世界のナマズ大紀行」、もう御覧になりましたか?
この企画展、1Fの企画展エリアだけでなく、
館内のいろいろな場所でナマズに関する展示をしています。
3F中央のブースでは、
「人とナマズとの文化的なかかわり」として
ナマズにまつわる絵画やお守り、おもちゃなどを紹介しています。
ここの展示で私が一番気に入っているのがこの兜です(写真ですが)。
左は「銀鯰尾兜(ぎんなまずおかぶと)」。
ナマズの尾に似た形からこの名がついたそうですが・・・長い!
127cmあります。
武将前田利長の物だそうですが、合戦の時にはさぞかし目立ったことでしょうね。
右は盛岡藩主である南部家伝来の「鯰尾兜(なまずおのかぶと)」。
こちらはフォルムがかっこいい!
アメコミ映画に登場するダークヒーローのようです。
主人公より人気が出るやつですね。
さて、この写真の前には、床几(しょうぎ)が置いてあります。
床几とは、戦国武将がよく座っているこれのこと。
実はこの椅子、写真撮影用に用意したものなのです。
床几に座って背筋を伸ばし、隣にもう一人が立つと・・・
おお、これは凛々しい!
兜をかぶり、合戦に赴く若武者たちのようですね。
本当はこの兜、レプリカを作って皆様にかぶっていただきたかったのですが、
ご覧のように兜はとても長く、そして水族館の天井は低い。
小さなお子様はよいのですが、
大きいお友達が実物大の兜をかぶって立ち上がると、
天井に衝突する事故が頻発すると考え、このような形になりました。
ここをお通りになる際はぜひ!ここで写真を撮ってくださいね。
インスタ映えすること間違いなしです。多分。
