みなさま、こんにちは。真田です。
この季節。午後になると、おひとりさまでじっくりと水槽をご覧になる姿を目にします。
我々水族館人にとって、じっくりと水槽を見て頂けるのは、ちょっと恥ずかしいものの、ホントに嬉しい限りです。
そんな、おひとりさま水族館。もっと大切にしたいとの思いから、「AR」を活用する試みをはじめました。。
ARは、Augmented Reality、拡張現実と訳されますが、ケータイカメラなどを通じて写真や動画を見ることができます。
最近では子ども用の図鑑にも、ARが取り入れられていて、面白いですね。
【01_実施風景】
ところで、現在開催中のハイギョ展、みなさまご覧になりましたか?
可愛い顔していますが、以外に動かないですよね。
でも、ハイギョがエサを食べる時はスゴイんです。
それからハイギョの骨、細いウデや、丈夫なアゴなど、魅力が満載なんです。
そこでこの3月より、土日祝に開催しているトトラボで、わたくし真田と学習の河合さんの担当時に「ハイギョAR」の試行をはじめました。
今回は協力者である早稲田大学の渡辺さんより、iPod touchを4台お借りしました。
【02_iPodtouch】
1回4名様、15分程度の時間を頂き、ARを使ってハイギョ展の魅力をパワーアップしてお伝えしています。
次回は1Fのトトラボにて、
3月21日(月)12:00~14:00
26日(土)13:00~14:00
27日(日)12:00~13:00
「ハイギョAR」の試行を予定しています。この中のいずれかで、ARの効果を調べるため、大学と共同で利用調査をさせて頂く予定です。
被験者になってもいいよ!という方がみえましたら、ぜひ、この間にトトラボへお越しください。
「ハイギョAR」の内容を少しだけ、ご紹介します。
①ハイギョレントゲン
ハイギョのイラストに、ケータイをかざすと、骨の画像が見えてきます。
②ハイギョのお食事
ハイギョの水槽に、ケータイをかざすと、貝をボリボリ食べる映像を見ることができます。
今回の試行では「Aurasma;オーラズマ」というARのアプリを使いました。
登録は無料です。既にダウンロードされている方は、”totolab”を検索して、フォローしてください。
以下に、試行で使っているトリガー画像を3つ、用意しました。
画像をケータイでをかざすと、ホネホネ写真やお食事動画を見ることができます。
〇で囲われた部分にケータイをかざすと、ハイギョの骨の写真が現れます。
イラストをクリックして、イラストをモニタ全体に表示すると、読み込みやすくなります。
【写真03_ハイギョレントゲン】
ハイギョがボリボリと音をたてて、二枚貝を食べる様子です。はっきり言って行儀の悪い食べ方です。
【写真04_ハイギョのお食事】
・・・おまけ動画
人間がボリボリと音をたてて、せんべいを食べる様子です。正直、暑苦しい動画です。
【写真05_人間のお食事】
水族館内でのAR実施を実現するには、暗い館内でもトリガー画像を読み取れるのか、館内でwifiを飛ばす必要があるのか、などなど様々な検証が必要です。
これまでの試行や調査から良い結果が得られれば、今後、企画展や常設展にARを組み込むことも考えられます。
例えばARで、岩のように動かないオオサンショウウオのあくびを見たり、メコンオオナマズを個体識別してニックネームを紹介したり。
・・・トトのスタッフ、実は展示生物の貴重な写真や動画をたくさん持っているんですよ。
水族館で本物の動く標本を見ながら、ARでこれらの映像を合わせてみることで、展示水槽をもっと楽しめるようになるのでは、と夢が広がります。
ここはひとつ、「おひとりさま水族館をARで10倍楽しむ方法」にグレードアップして、じっくりと楽しんで頂きたい!と企んでいます。
ARを活用してみなさまに公開できる日も、そう遠くないかもしれません?!みなさま、こんにちは。真田です。
この季節。
午後になると、おひとりさまでじっくりと水槽をご覧になる姿を目にします。
我々水族館人にとって、じっくりと水槽を見て頂けるのは、
ちょっと恥ずかしいものの、ホントに嬉しい限りです。
そんな、おひとりさま水族館。
もっと大切にしたいとの思いから、「AR」を活用する試みをはじめました。
ARは「Augmented Reality=拡張現実」と訳されますが、
ケータイカメラなどを通じて写真や動画を見ることができます。
最近では子ども用の図鑑にも、ARが取り入れられていて、面白いですね。

ところで、現在開催中のハイギョ展、みなさまご覧になりましたか?
可愛い顔していますが、意外に動かないですよね。
でも、ハイギョがエサを食べる時はスゴイんです。
それからハイギョは骨、細いヒレや、丈夫なアゴなど、魅力が満載なんです。
そこでこの3月より、土日祝に開催しているトトラボで、
わたくし飼育担当の真田と、学習担当の河合が解説を行う際に
「ハイギョAR」の試行をはじめました。
今回は協力者である早稲田大学の渡辺さんより、
携帯用端末を4台お借りしました。

1回4名様、15分程度の時間を頂き、
ARを使ってハイギョ展の魅力をパワーアップしてお伝えしています。
次回は1Fのトトラボにて、
3月21日(月)12:00~14:00
26日(土)13:00~14:00
27日(日)12:00~13:00
「ハイギョAR」の試行を予定しています。
この中のいずれかで、ARの効果を調べるため、
大学と共同で利用調査をさせて頂く予定です。
被験者になってもいいよ!という方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、この間にトトラボへお越しください。
「ハイギョAR」の内容を少しだけ、ご紹介します。
①ハイギョレントゲン
ハイギョのイラストに、ケータイをかざすと、骨の画像が見えてきます。
②ハイギョのお食事
ハイギョの水槽に、ケータイをかざすと、
貝をボリボリ食べる映像を見ることができます。
以下に、試行で使っているトリガー画像を3つ、用意しました。
画像をケータイでをかざすと、
ホネホネ写真やお食事動画を見ることができます。
〇で囲われた部分にケータイをかざすと、
ハイギョの骨の写真が現れます。

ハイギョがボリボリと音をたてて、二枚貝を食べる様子です。
はっきり言って行儀の悪い食べ方です。

水族館内でのAR実施を実現するには、
暗い館内でもトリガー画像を読み取れるのか、
館内でwifiを飛ばす必要があるのか、などなど様々な検証が必要です。
これまでの試行や調査から良い結果が得られれば、
今後、企画展や常設展にARを組み込むことも考えられます。
例えばARで、
岩のように動かないオオサンショウウオのあくびを見たり、
メコンオオナマズを個体識別してニックネームを紹介したり。
・・・アクア・トト ぎふのスタッフ、
実は展示生物の貴重な写真や動画をたくさん持っているんですよ。
水族館で本物の動く標本を見ながら、
ARでこれらの映像を合わせてみることで、
展示水槽をもっと楽しめるようになるのでは、と夢が広がります。
ここはひとつ、
「おひとりさま水族館をARで10倍楽しむ方法」
にグレードアップして、じっくりと楽しんで頂きたい!と企んでいます。
ARを活用してみなさまに公開できる日も、
そう遠くないかもしれません?!