おもしろ飼育コラム

フグざんまいのライブ配信とぬりえ
  • 企画展・特別展示

フグざんまいのライブ配信とぬりえ

皆さま、こんにちは。 企画展「フグざんまい」も終了まであと2週間ほどとなりましたが、ご覧になりましたか?   企画展のイベントとして先日、3回目のライブ配信を実施しました。 3回目は、フグのトレーニングのお話と、NIFREL(ニフレル)さんとコラボ配信をしたときに集まった皆さまからのご質問にお答えしました。       今回は、配信が途中で途切れることもなく、綺麗な音声と映像をお届けすることができました。1回目と2回目の配信の反省を活かすことができ、ホッとしています。コメントもたくさんいだたき、嬉しかったです!! これで、「フグざんまい」のライブ配信は終了となりますが、これからもライブ配信は続けていきたいなぁと思っていますので、その際は、ご視聴いただければ幸いです。 今回のライブ配信の内容は、当館のインスタグラムでご視聴いただけます。   そして、実はもうひとつ、トト・ラボでひそかにぬりえ配布も実施していました。こちらは、1月から開始し現在も実施中です。     テトラオドン・リネアートゥス(ファハカ) ハチノジフグ テトラオドン・バイレイ テトラオドン・ムブ 南米淡水フグ の5種類のぬりえを用意しました。   お家でもフグのことを思い出しながら塗ってもらえたらいいなと願いを込めて実施しました。 ですが、できればそのぬりえをトト・ラボでも展示したいと考えていたので、募集したところ・・・     こんなにもたくさんのぬりえが集まりました!!!(現在120枚を展示中です) トト・ラボもとてもにぎやかになり、嬉しい限りです。   このぬりえは、企画展開催中(4月10日まで)トト・ラボ内のカウンターに置いています。3月中に当館に持ってきていただいたものは、トト・ラボで展示いたしますのでぜひご参加くださいね。   ライブ配信やぬりえを通し、多くのお客様にフグの魅力が伝ればいいなと思います。 まもなく終了となってしまう企画展「フグざんまい」にも、ぜひ、遊びにきてくださいね!お待ちしております。     Tweet

シーナンタナゴの産卵動画
  • アクア・トトの生き物
  • 新しい展示

シーナンタナゴの産卵動画

こんにちは。 3月になりました。春ですね。 卒業、入学、異動、年度の切り替わりなどをひかえ、みなさまお忙しくお過ごしではないでしょうか?   3月は、いろいろな生き物たちの繁殖シーズンとなりますので、わたしも忙しく過ごしております。   先日、シーナンタナゴの産卵の様子を動画におさめることができました。 シーナンタナゴは中国に分布するタナゴ類で、昨年末から展示に加わった新入りです。   このタナゴはシジミ類の中に卵を産みつける習性をもっていて、人工授精で繁殖はさせられたのですが、せっかくなのでシジミに産卵するところを見てみよ。 と思い試してみました。   婚姻色がでていて赤い体色をしているほうがオス、そうではないシルバーの体色をしているほうがメスです。   早業でしたね。 メスがお腹にある産卵管を、シジミの出水管に差し入れたところ、おわかりいただけたでしょうか?あの一瞬で卵をシジミのエラ部分に産みつけたと考えられます。 その直後にオスがシジミの近くで放精しているはずなのですが、それは動画で見る限りわからなかったです。   日本に生息するタナゴ類は、全てイシガイ目の二枚貝、例えば、 こんなのや   こんなの。 に、卵を産みつけるのですが、 シーナンタナゴが産卵に使用する貝は小さなシジミ類。おもしろいですね。   貝の中に産みつけられた卵は、貝の中で育ち、泳げるようになると出水管から出てきます。   貝の中での成長は見ることができませんが、人工授精により繁殖させたときに撮影した写真があります。 25日間でこんなふうに成長しました。   今回の動画の撮影は、じつはすごく簡単に撮影できたので、この調子で他のタナゴもじゃんじゃん産卵シーンを撮ってみよう!撮影できたら、水族館の展示でも大いに活用できるぞ!!   と思い、挑んでいるのですが、これがなかなか難しい…。 この春は、タナゴ類の産卵動画撮影というのを、ひとつの目標に掲げて頑張ってみようと思います。       Tweet

フグざんまいのムブの大きさは?
  • 企画展・特別展示

フグざんまいのムブの大きさは?

みなさま、こんにちは。   企画展「フグざんまい」は、もうご覧いただけたでしょうか? 今回の企画展では、川のフグを13種類、展示しています。(一部、汽水域に生息するフグもいます)   その中でも一番大きい種類がこちら!   テトラオドン・ムブ(以下、ムブ)です。   ムブは、コンゴ川やタンガニーカ湖に生息しており、世界最大の淡水フグと言われています。体が大きいだけではなく体の模様も特徴的な種です。 幼魚の模様は網目が太いのですが、成長するにつれ、細かく複雑になっていきます。企画展で展示中のムブは、かなり大きな個体なので細かくて複雑な模様をしています。   水槽越しに見ていると、ムブが顔を寄せてくることがあります。 たまに、あくび?と思うほど大きく口を開けていることがあるのですが、その際、鋭いくちばしのような歯もよく見えます。 企画展では、近くに歯の標本も展示してあり、歯の全体像も見ることができますよ!私も実際に見て、ほんとにくちばしみたいになってる!って思いました。笑   少し話が脱線してしまいましたが、今回、注目していただきたいのはこちら↓   ムブの体の大きさです。解説には、全長67.0㎝と記載しています。(この大きさは「Fishbase」というデータベースサイトの記載内容を参考にしています)   ある日、他の飼育スタッフと話している時に、 「うちのムブって、もっと大きくない?絶対大きいよ!!」 という話になりました。 確かに、デカい!!大きな水槽で飼育していますし、エサもいっぱい食べています。そこで・・・ 実際に計測してみることにしました。     生きている魚の大きさを正確に計測するのは、実はとても難しいので、今回は大体の大きさがわかればOKということにしました。 方法はいたってシンプル。水中に長い定規を持っていき、その前をムブが通過する映像を撮り、おおよその大きさを調べてみました。         結果は・・・ 約80㎝!!!!!!!!! 67㎝を大幅に超えています! やっぱりデカかった!!!!!     企画展で展示しているムブは約70㎝。常設展示個体にはおよびませんでしたが、それでも十分大きいですよね。     ちなみに、企画展で展示している中で一番小さいアベニーパファーと、大きさを比べてみると、 こんなにも違います。(第一回目のライブ配信で使ったアベニーパファーの模型と一緒に並べて撮ってみました) アベニーパファーは、全長3.5㎝なので、23倍くらいですね。     企画展開催中に、ぜひ、確かめてみてくださいね!     Tweet

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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