おもしろ飼育コラム

SDGsのワークショップ
  • イベント

SDGsのワークショップ

こんにちは、体験学習班の大島です。 さて、昨今 日本各地でSDGsについての取り組みが行われていますね。   当館も2022年10月に岐阜県のSDGs推進ネットワークに登録し、県内の産業廃棄物をものづくりワークショップの材料として利用できないか探っていました。   待つことおよそ1年半…2024年6月に岐阜市内の衣料製造業者より「布生地の端切れを使いませんか」と打診がありました。   どんなものかと試しに少し分けていただきましたが、…すごい量。   さまざまな色や柄があって、見ているだけで楽しくなりました。     そこで、12月29日に、この材料を用いた特別ワークショップを開催することとなりました。 名付けて「SDGsのおさかなぼうずをつくろう!」です。 この布を使って、みなさんがよく知っているてるてる坊主の生き物バージョンを作ってもらおうと企画しました。     ボランティアの方にも協力いただき、材料の裁断、サンプル作品の制作、糸やリボンといった小物の準備などなど…。   早くもアレンジの効いた作品も…!     みなさま、楽しみにしていてくださいね。当日のご参加をお待ちしています!! (参加料金は、なんと一作品¥100です)

2年半ごしのウグイ
  • 日本の淡水魚

2年半ごしのウグイ

こんにちは。3階「ゆるい流れの魚」水槽には、ここ最近大きくて立派でかっこよいウグイが悠々と泳いでいます。     じつはこのウグイたち、2年半前はこんな姿でした。 大きさは約1cm。     2年前の初夏に長良川の流れのゆるい場所で、水面付近を泳ぐ稚魚の群れを見つけて、 これは何の稚魚だろう?と調べるために数匹持ち帰ってきました。   調べたところ、どうやらウグイだろうということが分かり、 大きく育てて必ず展示水槽にデビューさせよう!と大切に育ててきました。     「ゆるい流れの魚」水槽には大きくて魚食性のナマズもいますから、相当大きく、25cm以上にしないとデビューは難しい。     しかし、その反面、遊泳力のあるウグイをそこまで大きくさせられる予備槽がはたしてあるか?いや、あるにはあるのですが、「なんかマイナー?」といわれがちなウグイのために、はたしてその予備槽を使ってよいものか?という懸念もありました。     みなさまご存じのように、当館にはピラルクーやメコンオオナマズやタイガーフィッシュなど大型の看板魚がいますから、大きな予備槽はそういう魚で埋まりがちです。     と、頭の中では思いつつも、大きな長良川産のウグイを展示してこそアクア・トト ぎふ。 抜け目なくベストな予備槽を確保して、育てること2年半。ついに展示デビューできるサイズにまで育てることができました。   ウグイの魅力は、オレンジ色の婚姻色ではありますが、婚姻色の出ていない時期の銀色に輝く滑らかな体も、しゅっとした鼻先も、美しい流線形も、どこをとってもかっこよい、いい魚です。 「ゆるい流れの魚」水槽前で、ウグイの魅力に「はっ!」とされるお客さまが続出するのでは?と楽しみにしています。

期間限定展示!クロホシマンジュウダイの幼魚
  • 企画展・特別展示

期間限定展示!クロホシマンジュウダイの幼魚

みなさまこんにちは。 まだまだ新入社員、山下です。   現在、期間限定でクロホシマンジュウダイの幼魚を展示しています。   今回のコラムでは、クロホシマンジュウダイの幼魚について、①どんな魚なのか、②なぜ期間限定なのかをお話していきます。     早速、①どんな魚なのかについて入っていきます。 現在展示しているクロホシマンジュウダイの幼魚は、 こんな魚です。   学名は Scatophagus argus です。 このScatophagusは、糞食者という意味を持ち、クロホシマンジュウダイの仲間が糞を食べるほどなんでも食べることからこの学名がついたと言われています。   実際に当館で飼育している幼魚も、配合餌料やアカムシ、アミエビ、ブラインシュリンプといった、様々なごはんを食べています。     続いて体の模様についてです。 上の写真のように、幼魚期はしましま模様をしています。 このしましまは成長とともに分断されていき、だんだん黒い斑点模様へと変化します。 上の写真の個体は大きさ約20cmです。 すっかり斑点模様へと変化しているのが分かるかと思います。   今回展示している個体は、木曽三川の河口で浮いた流木と一緒に漂っていた個体や、流れの緩やかな浅瀬で漂っていた個体を発見し、採集しました。   展示水槽内でも、そっと近寄ると、根っこの下でふわふわしているクロホシマンジュウダイを見ることができるかもしれません。     ではここから、②なぜ期間限定展示なのか、について話していきたいと思います。   クロホシマンジュウダイは季節来遊魚という魚の1種です。 本来は暖かい海に生息している魚が、夏から秋の海水温が高い時期に、暖流に乗って本来の生息域ではない寒い地域に流れ着くことがあります。   流れ着いた先で生き延びることができれば、そこを新たな繁殖地にすることができる可能性があります。   しかし多くは寒い冬を越えることができず、死んでしまいます。 このように、冬になると死んでしまう魚を、海水温の高い夏から秋にしか見られないことから、季節来遊魚と呼びます。 クロホシマンジュウダイも本来は暖かい海に生息しますが、幼魚はなんと北海道まで流れ着いたことがあるそうです。   しかし、北海道はもちろんのこと、木曽三川が流れ込む伊勢湾でも、クロホシマンジュウダイの幼魚が越冬しているという報告はありません。 おそらく伊勢湾まで流れ着いてきてしまった幼魚は冬を越せずに死んでしまうと思われます。   そのため、今回の展示も伊勢湾で幼魚が見られる、冬になるまでの期間限定の予定です。 今のうちにぜひ、見に来ていただけたらと思います。   それではまた次のコラムでお会いしましょう!

職場体験
  • バックヤード

職場体験

こんにちは、体験学習班の大島です。   10月から11月にかけて職場体験(特に中学校)が盛んです。 毎週のように、入れかわり立ちかわり生徒さんが来館し、展示飼育部の業務を体験しています。 今年度は、今後の予定も含めると、中学校11校、高校3校です。     中学校、高校の職場体験は2日間のスケジュールとなっており、午前中は給餌や測温など飼育業務、午後にはバックヤードの紹介や水族館の仕事についてのレクチャーなどを行っています。     水族館が好きで生き物が好きで飼育スタッフになりたい生徒さんや、そうでもない生徒さんなど熱量は様々ですが、実際に作業を行ってみて、飼育スタッフの生き物に対する大いなる愛に驚いています。     仕事の厳しさを感じながらも、生き物への興味をより一層高めて、満足して帰っていく姿を見ると、うれしく感じます。     アクア・トト ぎふが、将来の就職先の選択肢の一つになってくれるといいな~と願っています。     受け入れの人数に限りがあるため、たくさんの生徒さんに体験いただけないのが大変心苦しいのですが、来年度も職場体験の受け入れをしますので、興味のある方はぜひお問い合わせくださいませ。

1ページ(全1ページ)

本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

年間パスポート
のご案内