- コツメカワウソ
コツメカワウソの離乳 その2
- たちかわ
前回のブログではコツメカワウソの子どもが
離乳したお話をしました。
今回はその続き、生後3ヶ月頃の様子です。
大人と同じくらい食べられるようになったコツメカワウソの子どもは
少しでも早くエサにありつこうと、最初の一切れをもらうまでは
ちょっとしたケンカを起こすこともしばしばです。
生後87日目にはアサヒが他の子どものエサを横取りしてしまったので、
エサを取り返そうとしたら、咬まれました。
おそらく本人はエサにとびかかったつもりなのでしょうが、
飼育スタッフの手に咬みついてしまったのだと思います。
これまでは咬まれても全く痛くなかったのですが、
硬い骨ごと食べられるだけの鋭い歯と強い顎の力が備わってきたのでしょう。
かなり痛かったです。
今でも痕が残っています。
こんなところでも成長を実感していました。
しっかり食べるようになった頃には、
子どもたちは自分で自由に歩き廻るようになり、
子どもたちの移動を親が手助けしなくなりました。
3頭とも食欲旺盛ですが、ヤマトが最もよく食べます。
ミヤマとアサヒは少々好き嫌いや、エサをおもちゃにして
遊んでしまう時があります。
子どもたちのエサやりは毎日10時、13時、16時に
コツメカワウソのフィーディングウォッチの後行っています。
エサを与える時はお祭り騒ぎで収拾つかないようなこともありますが、
温かい目で見守ってくださいね。
最後は、
3頭捕まえて撮影した動画になります。
今では動き回ってしまって、もうこんな風に落ち着いてくれません。