- アクア・トトの生き物
衝撃オタマの成長
- 須田
前回お伝えした、
外鰓がフッサフサなキオビヤドクガエルのオタマジャクシ。
今回は外鰓が吸収され、細長い体になってからの成長をお届けします!
外鰓を吸収しきってしばらくすると、
オタマジャクシは餌を食べ始めるようになりました。
たくさん食べて、どんどんふくよかに…!
あっという間にぽっちゃり体型です。
はみ出る下腹、貫禄があります。
ちょっとしたチャームポイントですが、尾は波打っています。
後ろ肢が出るころ。体にうっすら黄色い模様がみえてきました!
出たての足もちょこっと黄色がのっていますね!
前足がポン!と出るころには、帯もだいぶハッキリ! 両足が出ると、尾はどんどん短くなっていきます。 そろそろ陸に上がるかな?と、 陸場を作ったプラケースに移動しました。 そして上陸! 卵を回収して約2か月ほどで、親と同じ姿になりました! 上陸まで観察を続けてみていると、 本当に劇的に体が変わるな…と
感心してしまいます。
小さく跳ねる幼体に、嬉しさもひとしおです! そしておしらせです! 今年生まれのキオビヤドクガエル2匹が 親と同じ水槽に展示デビューしました! よく葉っぱの下に隠れているので、なかなか見られないかもしれませんが、 ぜひ探してみてください! 1匹はかなり特徴的な模様をしているので、探しやすいかも??? 運よく見られた際に、 「あ、あの不思議なオタマジャクシが育ったんだな」、 と思って頂けたらうれしいです♪ それではまた!