おもしろ飼育コラム

  • 日本の両生類

2019年生まれのナガレタゴガエル

  • 田上

4Fで展示しているナガレタゴガエル。繁殖期のオスは皮膚がたるんでビロビロになることで有名です。当館では展示水槽内で毎年産卵していますが、ここ数年は未授精でした。

 

そこで少し環境を変えてあげたところ、今年は受精卵を得ることができました。幼生は餌を与えなくても変態するし、上陸幼体もコオロギの幼生を食べれる大きさだし、最高!と言いたいところですが、1点だけどうしても困ることがあります。

 

幼体の動きがとても早いのです…。まるで残像が見えるようなレベル!

飼育しているプラケースのフタを開けた刹那、複数個体が四方八方にジャンプして逃げていったときの恐怖といったら。

それ以降、フタを大きく開けて管理作業をするときは、捕獲担当スタッフを配置しています。

 

 

さて、展示水槽内のナガレタゴガエルたちの現在はというと、野生個体同様、水中にいることが多いため少し見えにくいのですが、2月くらいになると水槽内でもこのように抱接シーンをご覧いただけると思いますので、ぜひお楽しみに。

 

 

 

本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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