2022年のニュース
8月11日~16日 フィーディングウォッチ、ポイントガイドについて
2022.08.10
8月11日(木)~16日(火)のフィーディングウォッチ、ポイントガイドにつきまして、内容を一部変更して実施致します。
予めご了承いただきますようお願い致します。
※期間中のスケジュールは下記をご覧ください。
8月11日(木) | 【コツメカワウソ(3階)】 10:00、13:00、16:00 【メコンオオナマズ(2階)】 16:30 【アマゾンの生き物(1階)】 11:30 |
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8月12日(金) | 【コツメカワウソ(3階)】 10:00、13:00、16:00 【メコンオオナマズ(2階)】 16:30 【アマゾンの生き物(1階)】 11:30 |
8月13日(土) | 【アマゴ(4階)】 10:30 【コツメカワウソ(3階)】 10:00、13:00、16:00 【メコンオオナマズ(2階)】 16:30 【アマゾンの生き物(1階)】 11:30 |
8月14日(日) | 【コツメカワウソ(3階)】 10:00、13:00、16:00 【コンゴ川の魚(2階)】 14:30 【メコンオオナマズ(2階)】 16:30 【アマゾンの生き物(1階)】 11:30 |
8月15日(月) | 【コツメカワウソ(3階)】 10:00、13:00、16:00 【メコンオオナマズ(2階)】 16:30 【アマゾンの生き物(1階)】 11:30 |
8月16日(火) | 【コツメカワウソ(3階)】 10:00、13:00、16:00 【メコンオオナマズ(2階)】 16:30 【アマゾンの生き物(1階)】 11:30 |
2022年のニュース
8月11日~16日 年間パスポート販売について
2022.08.09
8月11日(木)~16日(火)の年間パスポート新規購入及び更新につきまして、
会員証のお渡しが、ご購入日の翌日以降となりますので、予めご了承いただきますようお願い致します。
※会員証は、インフォメーションでお渡しします。引換券を持ってお越しください。
※ご購入日当日は、会員証の引換券でご入館いただけます。
2022年のニュース
岐阜県内の野外水域における初記録が論文に掲載 「第3の外来種」観賞魚メダカの初記録
2022.08.01

岐阜県内の野外水域に放流された観賞魚メダカの記録が、研究成果として「伊豆沼・内沼研究報告Vol.16 (2022)」にて公開(2022年7月31日付 URL:https://doi.org/10.20745/izu.16.0_63)および論文掲載されました。
近年、キンギョやニシキゴイ、ヒメダカといった人工改良品種に関して、野外への放流による在来生物への悪影響が懸念されており、このような人工改良品種を「第3の外来種」と呼称することも提唱されています。
本研究では、岐阜県美濃市において採集されたメダカ類の形態的特徴を観察したところ、一部の個体は、鑑賞メダカとして人気の高い幹之(みゆき)メダカと特定されました。このような近年よく流通している鑑賞魚メダカの野外での確認は、岐阜県では初めてとなります。本研究の成果は、「伊豆沼・内沼研究報告 Vol.16 (2022)」に掲載されました。
今回確認された観賞魚メダカは、人為的に放流されたものと考えられ、在来種であるミナミメダカと交雑してしまうおそれがあります。「観賞魚の安易な放流は厳に慎まなければならい」という認識を高める上で、重要な論文です。
論文タイトル | 「岐阜県の野外水域における体外光メダカ(幹之メダカ)などの観賞魚メダカの標本にもとづく初記録」 |
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著者 | 堀江真子(世界淡水魚園水族館) 伊藤玄(龍谷大学生物多様性科学研究センター、岐阜大学教育学部) |
雑誌名 | 伊豆沼・内沼研究報告 Vo.16(2022)p.61- p.70 (URL:https://doi.org/10.20745/izu.16.0_63) |
伊豆沼・内沼研究報告とは
宮城県にあるラムサール条約登録湿地、伊豆沼・内沼を中心とした平野部の湿地に関する調査研究の成果を掲載し, 日本の湿地生態系の将来にわたる保全対策の礎となることを目的とし、(公財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団が発行する研究報告書。http://izunuma.org/5_2.html
論文掲載の経緯
近年よく流通している観賞魚メダカの野外での確認は全国的にも例が少なく、特に標本に基づいた記録は2件の研究報告しかありません。そのため、記録を残す重要性を感じ、全国的な平野部の湿地環境について広く掲載されており、外来種問題について取り上げることも多い伊豆沼・内沼研究報告に投稿いたしました。
2022年のニュース
「岐阜県産アユ」の地産地消 水族館での新たなSDGsとしての取り組みを実施しています
2022.07.03

当館では、「株式会社森養魚場」と共同で、県産アユの水族館での利用に向けた取り組みを開始しました。
岐阜県大垣市にある森養魚場は、業歴50年以上に渡り、高い技術と「清流の国ぎふ」の豊かな恵みを活かし高品質なアユを養殖しています。ただ、出荷の過程においては、大きさ等で規格外のアユがうまれます。
当館ではこれまで、アジやサバなどの海産物をエサとして利用してきましたが、当館で飼育する多くの生き物が淡水環境に生息しており、本来のエサに近い淡水魚の活用を検討していました。
そこで、これらアユの活用を目指して、水族館で飼育する生き物たちに、アユを活用する取り組みを始めました。生き物たちが本来野生下で食べているエサに近づけることは、栄養面の向上や健康な発育・成長につながる(広義の環境エンリッチメントとしての)取り組みでもあります。さらに、限りある資源の有効活用により、 持続可能な資源の利用にもつながる取り組みでもあります。
今回の取り組みでは、森養魚場のアユを活用することで、岐阜県産物の地産地消につながり、且つ栄養豊富なアユの利用ができるというのも特徴です。
生き物たちがアユを食べる様子は、フィーディングウォッチなどでご覧いただくことができます。
毎日11:30から実施している、「アマゾンの生き物」のフィーディングウォッチでは、巨大なピラルクーをはじめ、アマゾンの巨大魚たちがアユなどを食べる迫力ある姿をご覧いただけますので、ぜひご参加ください。
年のニュース
アルダブラゾウガメもぐもぐタイムの開催時間変更について
2022.07.03
土日祝に開催しております「アルダブラゾウガメもぐもぐタイム」
【これまでの開催時間】 10:30~13:30
【7月9日からの開催時間】 10:00~14:00
詳しくはこちらのページをご覧ください。
※生き物の体調や悪天候などにより、イベントを中止する場合がご
2022年のニュース
水槽のメンテナンスに伴う展示休止について
2022.06.04

2022年6月14日(火)~24日(金)の期間中、館内1階のアマゾン川の生き物を展示しているエリアにおいて、水槽のメンテナンスを行います。
作業中は「マタマタ」の展示をご覧いただくことができません。
メンテナンス期間を延長したしました。
ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承ください。
2022年のニュース
6月14日(火)のチケット販売について
2022.06.03
2022年6月14日(火)はチケット販売機器の入替作業のため、
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済によるお支払いがご利用いただけません。
現金のみのお取扱いになりますので予めご了承ください。
皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
■チケット販売について
〇お支払い方法
現金のみ
※クレジットカード、電子マネー、QRコード決済はご利用いただけません。
〇前売りチケットについて
事前にチケットをお買い求めいただけますのでご利用ください。(各種割引、年間パスポートは除く)
・デジタルチケット(PassMarket)
・コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ミニストップ)
※ファミリーマートは販売休止中です。
■年間パスポートについて
お支払いは現金のみとなります。
ご購入いただいた会員証のお渡しは、翌日以降となります。
■ショップ「フィッシュタンク」
お支払いは現金のみとなります。
2022年のニュース
アシカショーにつきまして
2022.05.17
日頃はカリフォルニアアシカのマリンにご声援をいただき誠にありがとうございます。
昨年11月にアシカショーを休止してから、ショー再開に向けてスタッフ間であらゆる観点から協議・検討して参りましたが、マリンが高齢による関節炎を患っていることから、これまでと同等のアシカショーを行うことは難しいと判断いたしました。
マリンの年齢を考慮すると関節周囲の筋肉の柔軟性や筋力が衰えないように適度な運動を毎日行うことが必要であるため、患部に過度な負担がかからないように注意しながら、健康管理の一環としてトレーニングは続けて参ります。
皆様にはトレーニングの様子をご覧いただく機会がございましたら、引き続き応援していただけましたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2022年のニュース
遠足シーズンにおける館内の混雑について(平日)
2022.05.13
遠足シーズンのため、平日の午前~昼過ぎまで館内が混雑する場合がございます。
混雑の状況によってはご入館をお待ちいただくことがございますので、
お時間には余裕をもってお越しくださいますようお願い申し上げます。
詳しい状況につきましては、施設までお問い合わせください。
2022年のニュース
長良川に帰ってきた!サツキマスを展示
2022.04.30

サツキの花が咲く季節、今年も長良川にサツキマスが帰ってきました。
サツキマスは上流域に生息するアマゴが海へ下り、産卵のため川を遡上してきたものです。冬に上流でふ化した稚魚は翌年の秋ごろに海を目指して川を下ります。海では沿岸域のとどまり、春に海と川の水温が同じくらいになる4~5月、サツキの花が咲く頃に川を上りはじめることからサツキマスと呼ばれます。夏には上流にたどり着き、繁殖後、約2年の一生を終えます。
キラキラと銀色に光り輝くサツキマスはとてもきれいで、まさに長良川のシンボルフィッシュと呼ぶにふさわしい姿をしています。サツキマスは長良川をはじめ、木曽三川などにたくさん生息していましたが、河川環境の変化などにより数が減りつつあります。
同じ種類でも生活史により呼び方の変わるサツキマス。自然に目を向けることが少なくなってしまった現代だからこそ、展示を通して身近な川にもこんな生き物がいることを知っていただけますと幸いです。
展示協力:長良川漁業協同組合