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タゴガエルの展示再開

2016.08.31 (水)

田上

先日、4Fから3Fにかけてのスロープにある水槽、

その名も「スロープ水槽(そのまま)」にタゴガエルを展示しました!

 

タゴガエルは本州に広く分布するカエルですが、

タイプ標本(新種記載の際、よりどころとなる標本)の産地は、

岐阜県の旧上宝村(現高山市)です。

なので、このカエルは岐阜県の水族館として、

なんとしても展示しなくてはならないカエルなのです。

(たぶん、そう息巻いているのは私だけなんですが)

 

タゴガエル、これまでもいくつかの水槽で展示していたのですが、

なかなかうまくいきませんでした。

色々理由はあるのですが、一番の理由は「見えない」ということ。

最初は4Fのこの水槽に展示していたり、

 

 

2016.8.26-2.jpg

 

 

その後、3Fのこちらの水槽に移動したり・・・

 

2016.8.26-3.jpg

 

 

やっぱりうまくいきません。

となれば、最後の切り札、スロープ水槽しかないわけです。

しかしこの水槽、フタがありません…。

このままいれたら、タゴガエル即逃げです。

 

スロープの雰囲気を壊すような、目立つフタをつけるのも問題がありますので、

いっそのことネズミ返しのようなもので、脱出を防げるかなと考え、

予備槽に取り付けて実験してみたところ、どうやら大丈夫そう。

 

ならばとスロープ水槽にネズミ返しを取り付け、

数匹のタゴガエルを入れてみました。

5分後。

2016.8.26-4.jpg

 

ネズミ返しをいとも簡単に乗り越え、水槽の上に鎮座するタゴガエル氏の姿が。

タゴガエルの運動能力をなめていました。

そそくさとタゴガエルを捕獲し、赤面しつつあらためてフタを作製した次第です・・・。

 

で、先日ようやく三度目のデビューです。

 

 

2016.8.26-5.jpg

 

 

現在、ご覧のようにありとあらゆる場所で脱走を試みていますが、

そのうち落ち着いてくれるでしょう。

岐阜にゆかりのあるタゴガエル、皆様ぜひご覧ください。

 





 

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カテゴリー  新しい展示日本の両生類
キーワード 田上
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