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メコンオオナマズの見分け方

2020.09.06 (日)

小野

みなさま、こんにちは!

暑さも少しずつ和らいできて、過ごしやすくなってきました。

 

今回は2階にある水槽『メコン川 中流の魚Ⅱ』のメコンオオナマズについてのお話しです。

 

メコンオオナマズは、世界最大級の淡水魚のひとつで当館のシンボルフィッシュにもなっています。水槽で5匹のメコンオオナマズを展示しています。

2016年9月12日にDLT法という計測方法で正確な全長を測定した時には、一番大きな個体で166.9㎝でした。それから4年も経っているので、より大きくなっているのは間違いありません。

 

さて、5匹のメコンオオナマズには『ソン』『サム』『シー』『ハー』『ホク』というタイの言語で数字を意味する名前が付けられています。これは、個体識別をして毎日の給餌量を把握するためです。

 

それぞれ、簡単に見分ける方法がありますので、ぜひ覚えてお気に入りの1匹を見つけてみてください♪

 

まずは、1匹目の『ソン』です。

『ソン』の特徴はエラぶた(黄色で囲ったところ)に切れ込みがあるところです。

 

 

続いて、2匹目の『サム』です。

体色が他の個体と比べて黒っぽく、吻先がやや丸くなっています。

 

 

3匹目は『シー』です。

背ビレの中央部分(黄色で囲ったところ)に黒い斑点があります。

背ビレの両面に斑点が付いていますので、どの方向から見ても見分けることができます。

 

 

4匹目は『ハー』です。

『ハー』は特徴がないことが特徴です。

 

 

最後、5匹目は『ホク』です。

体色がほかの個体と比べて薄く、背ビレの形(黄色で囲ったところ)が角張っていることが特徴です。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

よくよく観察すると、個体ごとの特徴があり、見分けやすいかと思います。

 

ちなみにですが、お客様によく『サメみたい』と言われているメコンオオナマズですが、その名前の通り、ナマズの仲間でして、ナマズの特徴でもある『ヒゲ』もしっかりと生えています!

合計で4本のヒゲが生えていますが、このうちの2本は観察しやすいところに生えています。

 

写真の黄色で囲ったところにとても短いですがヒゲが生えているのが分かりますか?

残りの2本は口の両脇のしわの中に左右1本ずつ、(写真の青色で囲ったところ)に隠れています。

 

私としてはヒゲが見えやすい『ホク』で探してみることがオススメです!

見分けるポイントをおさえて、ぜひメコンオオナマズたちを観察してみてください‼

 

 

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カテゴリー  アクア・トトの生物
キーワード 小野
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