世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

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水族館の困りごと・・・油膜

2020.11.12 (木)

廣瀬

最近、「アマゾン川の魚Ⅱ」水槽の水面に浮く油膜がひどくなってきました。

水面の白いつぶつぶしたものは油の塊です。

7月中旬から、エサに添加しているビタミン剤を変えたので、それに含まれる油分が原因ではないかと思われます。また、現在使っているエサのアジも脂がのっているので、それも影響しているのかもしれません。

 

そこで、油膜除去装置を取り付けることにしました。

 

以前のブログで紹介した、エアリフト式の掃除道具と同じ仕組みのものを作ります。

 

過去に使っていた掃除用バケツを改造します。

 

バケツの底に穴を開け、その上に目合いの違う2枚のネットとウールマットを設置します。

水面の油膜を取り除くために、写真のように吸い込み口が水面に来るように取り付けます。

 

実際に水面に浮かべてみると、吸い込み口が水面より上に行ったり、下に行ったりグラグラしてしまい不安定でした。そこで、安定させるためにバケツ内に重りを入れて使ってみました。

 

しかし、重りの微妙な位置でバケツが傾いてうまくいかなかったので、さらにフロートを取り付けて調整しました。

 

一晩水槽に設置しておくとウールマット上に油分がこしとられて、水槽はきれいになっています。毎朝、開館前にこのバケツを回収して、ウールマットを洗っています。

実は油膜が出やすい水槽が他にもいくつかあるので、目立たないところに油膜除去装置を設置しています。

 

 

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カテゴリー  アクア・トトの生き物バックヤード
キーワード 廣瀬
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