両生類闘病日記パート①
2021.02.17 (水)
小野
みなさま、こんにちは!
まだまだ寒い日が続きますが、体調にお気を付けてお過ごしくださいね。
さて、今回はクロサンショウウオについてのお話です。
11月のある日のことのです。
展示しているクロサンショウウオの1匹の様子がおかしいことに気付きました。
水槽から取り上げて、よく見てみると…
右前あし(黄色丸)皮膚がなくなり、筋肉が露出している状態になっていました。
原因は不明ですが、すぐに治療しなければいけない状態です!
バックヤードに隔離して、皮膚の再生を促進するクリームを毎日塗っていくことにしました。
この治療を2週間続けていきましたが、傷は全然よくなりません…。
もしかすると、細菌による二次感染がおこっているのかと考え、抗生物質が入ったクリームに変更することにしました。
治療開始より1か月後…
傷が一回り小さくなりました!
さらに1か月後(治療開始より2か月後)…
傷の場所がわからなくなりました!よかった!
少し時間はかかりましたが、傷を治すことができました。
近々、展示水槽に復帰させる予定ですので
元気になったクロサンショウウオに会いに来てくださいね♪
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