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春告魚

2021.03.09 (火)

堀江真

こんにちは。

寒かった今年の冬も、もう終わりですね。

 

先日、春を見つけに河口に行ってきました。

 

春告魚といえば、メバルやニシン、シロウオなどいろいろありますが、

わたしにとっての春告魚は、こちらのカマキリ(アユカケ)

の、幼魚 ↓ です。

 

カマキリという名よりも、アユカケのほうが個人的に親しみがあるので、

ここではアユカケでいきます。

 

アユカケは、秋から冬に川を下り、1~3月に海の浅い沿岸域で産卵します。

そして、春になると、産まれた幼魚が川を上っていきます。

 

そのため、春の河口はちっちゃいアユカケの通り道となります。

 

残念ながらこの日は風が強く、いい写真は撮れませんでしたが、

何匹か見つけることができました。

アユカケといえば、隠れ上手で石化けの術が得意ですが、

この頃の幼魚は、中層や表層をふわふわ~と無防備に泳いでいます。

 

 

大きさは1.5cmぐらい。

 

それぞれのヒレは透明な部分が多く、胸ビレも半分ぐらいが透明です。

 

大きいアユカケも好きですが、ちっちゃいアユカケのよさったら…。

もう~、たまりませんね💛

 

 

幼魚たちが河口を通り過ぎ、上流へと進んでいった後には、

力を使い果たしたお父さんアユカケが、

 

波打ち際を漂いながら生涯の幕をおろそうとしている場面も見られます。

長旅の果て、しっかりと子孫を残した、お父さん、お母さんアユカケにも感服です。

 

環境の変化により各地で激減しているアユカケですが、

今年も「ちゃんと育って川を上っていきました!」。

その確認ができて、うれしく思います。

 

 

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カテゴリー  日本の淡水魚
キーワード 堀江真
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