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カワアナゴの日常

2021.05.31 (月)

堀江真

こんにちは。

今日は、わたしが愛してやまないカワアナゴのいつもの風景をお伝えします。

 

カワアナゴと聞いて、にょろ~んと長い魚を思い浮かべる方がいらっしゃるかもしれませんが、

そうではなく、ハゼの仲間です。しかもめちゃくちゃかっこいいやつ。

 

これがカワアナゴです。

大きい個体は20cm以上になります。

 

特徴は下あごが出ていることや目の後ろに短く入る黒いライン、そして、写真のようにツートンカラーな色合いです。

 

この色合いと形から、(削る前の)鰹節に似てると言われたりします。

 

この特徴的なツートンカラーは、時によっては単なるまだら模様だったり、

 

ただただ黒かったり、

 

反対に白っぽいこともあり、いろいろと変わります。

 

 

川の下流から河口にすんでいて、当館では「河口の魚」水槽で展示しています。

 

動きが少なく、「川穴子」という名の通り「穴」に隠れているので、

少し探さないと見つけられないかもしれません。

 

最近はこの3か所がお気に入りの様子。

 

 

 

 

 

エサの時間も、基本的には隠れたまま。

いつもよりは穴から顔を出して、エサが落ちてくるのを待っていますが、そんな程度ではほとんどエサにありつけません。

 

いいところに落ちた!と思っても、たいていシマイサキがかっさらっていきます。

 

そのため、こんなふうにして、エサを与えています。

 

上手に食べさせることができた時は、とてもうれしい気持ちになります。

 

いかがでしたでしょうか?カワアナゴの日常は。

 

写真や動画だけでは伝わらないかっこよさがありますので、ぜひ当館にお越しの際は、カワアナゴを探してみてくださいね。

 

 

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カテゴリー  アクア・トトの生き物日本の淡水魚
キーワード 堀江真
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