イタセンパラとアユとメダカ
2021.11.13 (土)
堀江真
こんにちは。
秋だと思っていたのに、買い物に行けばクリスマスのアイテムが出回っていて、
当館のエントランスにも、すでにクリスマスツリーが飾られています。
でも、ちょっと待ってほしい!!!
秋に繁殖期を迎えるイタセンパラには、まだまだ婚姻色があらわれていますし、
(10月20日より「下流の魚」水槽で展示しています)
「淵と瀬の魚」水槽のアユだってこの通り、さびアユとなって展示水槽で産卵継続中です。
(ピンぼけごめんなさい。)
秋はまだ終わってない。紅葉だって見頃はこれからですから。
ぜひアクア・トトぎふで、水辺の生き物たちの秋を感じていただけたらなと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
3階の「田んぼや用水路の生き物」コーナーでは、キタノメダカを展示しています。
新種記載され、キタノメダカという新称がつけられてから9年。
じっくり見たかった。ミナミメダカとの違いをじっくり観察したかった。
という方もおられるのではないでしょうか?私もその一人です。
日本に生息する2種のメダカ、ミナミメダカとキタノメダカを
同じ水槽、同じ照明、同じレイアウトで並べて展示しています。
水槽設置後、わくわくしながら前に立ち、じっくり見比べてみたのですが、
う~~~~~ん…、難しい…。
しいて言うなら、キタノメダカはウロコが黒い色素で縁どられるため、
ミナミメダカよりも体が黒っぽく見えるかな。という程度です。
写真で見比べると、もう少しわかりやすいのですが。
キタノメダカ ↓
ミナミメダカ ↓
こちらの展示は12月上旬までの予定です。
実際に見て、比べてみたら、皆さまはどう感じるでしょうか?
ぜひ感想をお聞かせください!
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