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ウキゴリ故郷にかえる

2017.09.22 (金)

堀江真
こんにちは。あっという間に秋になりましたね。

涼しくて食欲も増し増しです。




さて今日は5月に「こちらのブログ」で紹介いたしました

ウキゴリの稚魚のその後についてのお知らせです。




稚魚の展示は6月の初旬に終了しましたが、

その後もちゃんと元気に生きてますよ~。

あれからたった3カ月ちょっとしかたっていませんが、

見違えるように大きくなりました。




4月↓



5月↓






そして現在はこんなかんじ。

9月↓





どうですか?どこからどう見てもウキゴリですよね。

背ビレの後ろのほうに、黒と白の模様もちゃんとでています。




稚魚期はあまり泳がず茶柱のようでしたが、

今やしっかりと群れてホバリングしています。

時に泳ぎ、時に潜り、食欲も増し増しです。




大きさは、大きいもので6cmぐらいになりました。




展示槽の石の下に産みつけられていた卵からフ化したのが4月20日。

それから、成長に合わせてあっちこっちの予備槽を転々として育ちました。

その稚魚たちが今、まさに展示デビューを迎えています。

展示する水槽は、稚魚たちが産まれた故郷の水槽。




先日こそっと第1陣を展示槽に入れてみたところ、

無事に生存しているのが確認できましたので、

今日、第2陣を送り込みました。






この展示槽は、とにかくカワヒガイがエサをかっさらっていくので、

若いウキゴリたちがしっかりエサにありつけるか…。かなり心配です。

そして、油断すると石のすき間にかくれている

巨大なヌマチチブに バクッとやられるおそれもあり、さらに心配です。




でも、たくましく生き残ってほしい。

そしてまたこの水槽で産卵してくれるといいな。




みなさまもちょっと小ぶりなウキゴリを見つけたら、

ぜひ応援してあげてください。




それから、アクア・トト ぎふにもう一種いるウキゴリの仲間のビリンゴも、

この春に産まれた若魚を展示に加えました。




こちらは「下流のカニ」水槽にいます。

ビリンゴの繁殖についても、またブログを書きますね。

おたのしみに。


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カテゴリー  アクア・トトの生き物日本の淡水魚
キーワード 堀江真
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