展示更新!川でみられるゲンゴロウの仲間
2023.01.12 (木)
古田
先日、3階「里山の生き物水槽」の展示替えをしました。
今回は「川でみられるゲンゴロウの仲間」ということで
モンキマメゲンゴロウとキベリマメゲンゴロウです。
ゲンゴロウの仲間は国内に150種ほど生息しており、田んぼや池、川など環境によってみられる種類が違います。
今回展示している2種は川などの流水環境に生息しており、岐阜県でも見られる種類です。
「模様がきれいでかわいらしいし、展示してみたいな」
と思い続け、ようやくこの水槽で展示することができました。
さて、この2種ですが、1㎝に満たない小さいゲンゴロウです。
ピンぼけですが、サイズ感はこんな感じ。
この小さいゲンゴロウを展示するとなると、水草や流木で複雑なレイアウトにしてしまっては確実に隠れて見えません。
「枝だけを使ったすっきりした感じのレイアウトにすれば見えるでしょ!」
と安易に考えていましたが、思った以上に隠れてしまいます。
そこで、水場を狭くし、太めの枝をなくしたり、水温を調整したりと
毎日レイアウトなどを修正し、ようやく、見えるようになりました。
この2種は、小さいですが翅の模様ですぐに見分けがつきます。
黄色の斑紋があるのが「モンキマメゲンゴロウ」、
翅が黄色く縁どられているのが「キベリマメゲンゴロウ」。
名前にも入っているようにマメみたいでかわいらしいです。
小さいのでぜひ水槽をのぞきこんで探してみてください。
枝に上って翅を乾かすことも…
この展示は春ごろまでを予定しています。
ぜひ見に来てくださいね。
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