世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

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アクアマイスターになろう! 2月の活動

2023.03.08 (水)

河合

皆さまこんにちは。

体験学習班の河合です。

 

2月の活動は、「シークレット講座」と「修了式」でした。

5月に開講したこの講座ですが、今月が最終回で大きな事故やけがもなく無事に10回の活動を終え閉講することができました。

 

最後の講座は、受講生のやりたいことを実施する回とし、アンケートを取り、回答が多かった「バックヤードツアー」「魚の給餌」を実施することにしました。

 

受講生たちは、みんな生き物が大好きなので、バックヤードツアーでは水族館の裏側にあるものすべてに興味津々でした。

 

普段は入ることができない特別な場所に入り、水質検査室やろ過装置などの設備、ごはんを準備する調餌室、繁殖水槽などを見学し、生き物の飼育方法や飼育スタッフの仕事内容、水族館の役割などを知るスペシャルな体験ができました。

中でも両生類や爬虫類の餌料として飼育しているフタホシコオロギや予備水槽の生き物に目を輝かせていました。

 

コンゴ川の水槽で給餌体験の様子

 

予備水槽の見学の様子

 

 

 

その後は多目的ホールに戻り、修了証と記念品を持ち帰るためのエコバッグを作りました。

バッグには、魚やカエルなど生き物を描いたり、当館のロゴを描いたりとそれぞれがこの講座で学んだことや思い出を表現してくれました。

どれも素敵な作品ばかりでした。

 

 

最後に修了式で5月からの活動をスライドで振り返りました。

10回の活動の中では、「ナイトツアー」が一番楽しかったようです。

スライドを見ながら「ヌマガエルをたくさん捕まえた」とか「ヌートリアいたよね」、「川でゴミ拾いした」、「また川で泳ぎたい」など、どのシーンも鮮明に覚えており、楽しそうに振り返っていました。

 

 

様々な体験を通じて水辺の生き物の生態や岐阜の食文化など、学校では学べないことをたくさん学んだことでしょう。

そして講座を通じて受講生、スタッフ、特別講師といろんな人と出会いがありました。

回を重ねるごとに仲良くなり、助け合ったり、人前で話せるようになったり、苦手なものを触れるようになったりと受講生が成長していく姿も見ることができました。

 

 

毎回送迎をしてくださった保護者の皆様、田んぼを使わせていただいた小野木武光様、川漁師の平工顕太朗様 皆様の多大なるご協力をいただき多くの体験ができ無事に終えることができました。

この場をお借りして、お礼申し上げます。

 

 

 

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カテゴリー  イベント
キーワード 河合
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