水辺の清掃活動はじめました
2024.07.20 (土)
こんにちは。
おかげさまでアクア・トト ぎふは開館20周年を迎えることができました。
これからも引き続き、水族館が好きな方・生き物が好きな方・地域にお住いの方々に愛される水族館を目指してスタッフ一同、精進していきます。
また、それと同時に水辺の生き物にとっての役に立つ水族館でありたいという思いも強くあります。でも結局のところ、自分に何ができるだろう?と考えてみると、生き物の現状を水族館から情報発信することと、生き物がすむ環境を少しでもきれいにすることぐらいでした。
というわけで、「水辺の清掃活動~みんなの川を未来へ」を始動しました。
これまでにも、川の調査へ行った際には、袋いっぱいになるぐらいのごみを回収してはいたのですが、それでは拾いきれず、もう本気でやりたい!!とエンジンがかかってしまったわけです。
記念すべき初回は7月3日。まずは水族館近くの木曽川右岸を攻めることにしました。
どちらかというと、大きな川の本流よりも市街地を流れる小規模な水路のほうがごみが多い印象がありましたが、いざ拾ってみると、木曽川中流のごみの量もなかなかのもの…。
ごみの多くはペットボトルと発泡スチロール片、食品トレイも多くありました。それから肥料のビニル袋も多くありました。中身の入った焼き肉のたれや洗剤、なかには使用済み割りばしを詰め込んだペットボトルもあり、キャンプやバーベキューで出たごみも多かったです。
熱い日だったので休憩をこまめにとりながら、予定していた範囲はざっと2時間半でだいぶきれいになりました。ごみを拾いながら道を進み、ごみのない道で戻ってくるのはうれしいものでした。
小学生が地域のごみ拾い活動などに勤しんでくれることが多いなか、まずは大人がごみを拾う、大人のごみは大人がひろう、こんな信念をもって、これから継続して活動していきます。
こんな垂れ幕を付けた車を見かけたら、温かく見守っていただけるとうれしいです。