オオウナギが…し、死んでる…
2025.01.30 (木)
松下
みなさまこんにちは。
本日ご紹介するのは、お客さまからご指摘いただくことの多い「あの生物」です……。
「オオウナギが……し、死んでる……」
オオウナギがひっくり返って底に横たわっていますね。お客さまからこのようなご指摘をいただくことは日常茶飯事です。
しかし安心してください、生きてますよ。
オオウナギは、全長2mに達することもある大型のウナギの仲間です。太平洋の暖かい海や周辺河川を中心に分布しており、日本では南西諸島でみられます。
野生では岩の隙間などに隠れて暮らしており、もしかしたらひっくり返ることにあまり抵抗がないのかもしれませんね。
時間帯によっては、水槽内をダイナミックに泳いでいることもあります。
さて、この写真を先輩スタッフに見せたところ、こんな会話がありました。
「私がこの水槽に潜ると、底に足がつかないんだよね。シュノーケルの先っぽも水面に出ないくらい」
「ってことは、このオオウナギ、先輩よりも大きいんじゃないですか?」
「そうかもしれないねぇ……」
そこで、全長を計測してみることになりました。
オオウナギがアクリル際にいるところを狙って、メジャーを置いてみました。
果たして結果は……。
件の先輩は152cmのため、先輩の勝利のようでした!
水槽の端の方は底砂が分厚くなっていたため水深が浅く、オオウナギが実際よりも大きく見えていたんですね。
このまますくすく育って、いつか本当に先輩も追い越して欲しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
カテゴリー アクア・トトの生き物
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