うくかうかないか?
2018.04.24 (火)
堀江(真)
こんにちは。
「下流の魚」水槽に新たな仲間が加わりました。
さて、だれでしょうか?少し考えてみましょう。
ヒントを出していきますね。
1.魚です
2.在来種です
3.下流や河口の汽水域にすんでいます
4.大きさは10~15cmぐらい
なにか思い浮かびましたか?
さらなるヒントを出していきます。
5.ハゼの仲間です
6.背ビレに黒斑も白斑もありません
7.ハゼの仲間ですが、中層を浮遊することもあります
そして、最後のヒント。
8.見た目はこちら ↓
正解はスミウキゴリです。
なじみのない魚なので難問だったと思いますが、正解された方おめでとうございます。
ウキゴリの仲間とはいえ、普通のウキゴリほどは浮きません。幼魚や若魚のころは群れて浮いていますが、成魚になると石の下などにかくれて生活することが多くなります。
1年ほど予備槽で飼っていた個体も全く浮くことはなく、石のかげにいたり、砂にもぐっていたりと隠れてばかりいたので、「ウキゴリのくせに」と苦笑していた私です。
しかしです。
この「下流の魚」水槽に移して様子を見ていたところ、なんとちょっと浮き気味の個体があらわれました。
浮いているスミウキゴリ…めっちゃいいです。
ボケボケの写真ですが、イメージだけでもお伝えできればと思いまして…。
個体数が少ないので、見つけにくいかもしれませんが、ぜひ探してみてください。
「スミウキゴリどこですか?」っていつでも聞いてくださいね。
カテゴリー 新しい展示日本の淡水魚
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