ヒダ幼生展示、撤収します。
2018.08.24 (金)
田上
今年5月にヒダサンショウウオが産卵し、卵嚢(らんのう)から幼生まで長らく展示してきた通称ポケット水槽ですが、今週末に撤収いたします。
というのも、バックヤードで飼育していた展示幼生の兄弟にあたる個体達が、のきなみ変態上陸したためです。
こんな感じで、体は小さいですが、金ぴか模様もばっちりです。
展示幼生は変態までしばらくかかりそうで、あまり成長に差がつくと、あとあと飼育が大変になるので、これ以上差がつかないようにバックヤードに移動させることにしました。
数年後には大きく成長した彼らが、展示水槽にデビューすることでしょう。
それまで今しばらくお待ちくださいませ。
では、最後に愛らしい幼生の給餌シーンをお見せして、お別れとさせていただきます。
どうですか?「エサーっ」と寄ってくるところなんて、もう、たまらん可愛さです。
これが、変態後は一転してピンセットを近づけようものなら一目散で逃げます。もしくはガン無視。
あの蜜月の日々はいずこへ…。
まぁ、毎度味わう、この切ない気持ちも醍醐味の一つということで。
では。
カテゴリー 日本の両生類
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