満を持して
2019.02.17 (日)
野口
こんにちは。
当館3Fにはアユが泳ぐ水槽があります。
アユといえば多くの方になじみのある魚ですし、この水槽の主役でしょう。
しかし、個人的にはアユだけが主役と思っていません。
同じ水槽内にはニシシマドジョウもいます。
以前のブログで、ニシシマドジョウの繁殖個体の成長記録を紹介しましたが、その小さなニシシマドジョウたちが成長して展示デビューしています。
成魚と比べると半分くらいの大きさです。
小さいので見つけにくいですが、探してみるとそれなりの数がいます。
回収した卵のうち9割以上がしっかり育ちました。成長もはやく、1年もたたないうちに展示デビューできるのは順調に育った証です。
この大きさまで育てば、積極的にエサも食べてどんどん大きくなっていけると思います。
活発に泳ぎ回っているアユではなく、ニシシマドジョウやシマヨシノボリの底物が熱い水槽でもあります。じっくりご覧になれば良さが伝わってくるのではないでしょうか。
カテゴリー 日本の淡水魚
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