メタリックブルーなカダヤシ
2019.03.04 (月)
堀江真
こんにちは。春の足音がしだいに大きくなってきました。
今日はタンガニーカ湖にすむカダヤシの1種、
ランプリクティス・タンガニカヌスについて、お知らせいたします。
前にも、一時期展示していましたが、
近々、どーん!と展示再開の予定です。
どーん!とといっても所詮はカダヤシの仲間ですので、
ちまちまと小さいのですが…
このちまちまたちを、だだっ広い水槽に入れてやるぞ!!
ということで、昨年の7月に10匹購入し、
以降は、地道に卵を採取し育ててきました。
ランプリクティス・タンガニカヌスは、クラックスポウナーといわれ、
岩の割れ目などに産卵します。
卵は赤色で1.5~2mmぐらい。ときどき黄色い卵もあります。
水温にもよりますが2週間ほどでふ化します。
毎日、1粒2粒の卵を回収し、育てること約半年。
産まれた子も産卵に加わるようになり、
今では、なんと300匹以上になりました。
(ここだけの話、お店で買うと1匹2000円ぐらいはする…)
300匹をいっきにどーん!と展示水槽に入れるのは非常にこわいので、
まずは数匹入れて様子を見つつ、ずっと先まで安定して展示できたらいいなと思います。
タンガニーカ湖固有のメタリックブルーなカダヤシ、
ランプリクティス・タンガニカヌスです。
お楽しみに。
カテゴリー アクア・トトの生き物
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