近ごろのタンガニーカ湖の魚
2019.04.08 (月)
堀江真
こんにちは。
アクア・トトには、「タンガニーカ湖の魚」という名前の水槽があります。
アフリカンシクリッドとナマズの仲間を中心に、20種以上が展示されているのですが、
近ごろなんだかこの水槽がにぎやかしいことになっています。
例えば、ネオランプロローグス・ブリチャージ。
あちらこちらで繁殖していて、大家族を形成しています。
石のすき間には、親と子が固まっていて、
おまけにヘルパーらしき姉や兄にあたると思われる若魚もそばにいます。
続いて、ジュリドクロミス・レガニィ
25cm四方ほどの平らな場所を居場所としているようで、大小さまざまなサイズが集まり、なんだか集落のようです。
こんなジュリドクロミスの集落が水槽内には3か所もあります。
そしてこちらは、トロフェウス・ドゥボイシー。
数は少ないのですが、幼魚がいました。
これまでドゥボイシィの幼魚はほとんど確認できていなかったので、
ドゥボイシィ押しの私としては、見つけた時、かなりうれしかったです。
親と離れて、石のすき間で懸命に自分の命を守っているようでした。
となりの石のすき間には、近縁種のトロフェウス・モーリィの若魚がいて、
鉢合わせするとドゥボイシィを追い払っていました。
つい、「やめろー!!」と思ったりもしましたが、つかず離れず、
ずっとその場所にいるので、大丈夫なんでしょうね。
タンガニーカ湖水槽は、ふだんから稚魚や子育ての様子が見られる水槽ではありますが、今はふだん以上。
活気があっていいですね。
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