世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

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ドワーフスネークヘッドの親子展示

2019.04.24 (水)

中野

みなさんこんにちは

 

春が深まり、ポカポカした陽気な日も多くなってきて、外出するのがとても楽しくなってきましたね。

 

寒がりでスギ花粉に凄く弱い私には、ようやく待ちに待ちに待ちーーに待った季節の到来です。

 

さて、一昨年の冬ごろにドワーフスネークヘッドの産卵のご報告をさせていただきました。

 

こちらの記事です↓

 

 

短い期間でしたが、ペアで展示を開始したドワーフスネークヘッドがわずか9日で卵を産み、両親が稚魚になるまで子育てを行い、親子で水槽を泳いでいるのをお見せすることができました。

 

 

 

雑誌に取り上げていただいたり、当館で配布しているカレンダーなどにも登場したりと大活躍でした。

 

 

そして、一年ちょっと前、こういったブログを書きました。

 

ドーフスネークヘッド稚魚展示終了のお知らせ

 

更に、最後のほうに次の文章を残して終了していました。

 

展示水槽での稚魚展示は終了し、バックヤードの水槽で飼育を行っていきます。(ですが、隠れるのがとても上手な稚魚がいて、なかなか捕まらずもしかしたら2.3匹残っているかもしれません

 

みなさまには、いずれこの小さい姿から大きく成長した姿をお見せしたいと思いますので、どんな成魚になってくれるか楽しみにしてくださいね。

 

では、子育てを温かく見守ってくださりありがとうございました。
*引き続きペアでの展示です

 

 

で、今回のブログは・・・

 

では、一年たったその後どうなったでしょうか!

 

という話です。

 

 

まず、ペア展示を続けていく予定でしたが、稚魚たちを回収した後、だんだんと両親の闘争が始まってしまい一緒にすることが困難になってしまったこともあり、一度メスの方をバックヤードへ下げていました。ペア展示でなく、すみません・・・

 

その後しばらく時間を経て落ち着いたころ合いをみて、再度ペア展示を試みようとしましたが、水槽には回収することの難しい、隠れるのがとても上手な稚魚がいるため、メスをいれてしまうとメスに食べられてしまうという状態でしたので、そのままで様子をみることにしました。
(水槽の壁はFRP製の擬岩で、そこに小さな穴が空いており、手が届かない裏側へ隠れてしまっていました)

 

しかし、半年以上たっても子供の方は餌の時間だけ隠れ家からでてきて、餌の時間が終わると隠れ家に帰って見えなくなってしまうという展示泣かせな子でした・・・・

 

が、お父さんと仲良い感じでしたので、このまま展示を続けること、

 

一年・・・・・・

 

 

大きくなりました!

 

 

左が子供で右がお父さんです。

 

 

凄く臆病な性格で、目が合うと奥にひっこんでしまいますが、人に対して好奇心があるのかたまに寄ってきたりします。

 

そして、成長するにつれて、体が大きくなり隠れ家である、だんだん穴に入ることができなくなってしまったようで、現在では堂々とした姿がみることができます!

 

隠れたり出たりを繰り返していたので、なかなかお知らせできずすみません・・・・この場にてひそかに書かせていただきます。

 

幼魚のころもよく父親の体にくっついていましたが、今でも隠れる場所は親の体のようで、

 

とても可愛らしいです。

 

ということで、

まだしばらくはペア展示ではなく、親子展示を継続していきますので是非見に来てくださいね!

 

それではまた!

 

*ドワーフスネークヘッドは個体によって違いはありますが、気性が荒く、同種を一緒に水槽で飼育するとなると、特殊な状況でない限り闘争が起こります。

 

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カテゴリー  アクア・トトの生き物
キーワード 中野
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