ミノムシを見て、ふと。
2010.11.27 (土)
田上
水族館のまわりの木々も、すっかり葉を落としてしまいました。
特に何も考えず、枝を見ていると、
ミノムシ発見!!
オオミノガの「ミノムシ」は近頃では本当に見かけません。 昔は駐車場のフェンスや、サツキの植え込みなどにたくさんついていた記憶があります。 ミノムシの「ミノ」をとって、毛糸で「ミノ」を作らせてみる定番の実験をしたこともありますし、 ただ単に、「ミノ」をはいで幼虫を確認してみたり(今思うとかわいそうなことを・・・)していました。 でも、それほどたくさんいたんですね。 なぜ減ってしまったかというと、オオミノガヤドリバエというミノムシに寄生する虫により、 駆逐されていったそうです。もちろん外来種です。 あれだけたくさんいた「ミノムシ」を絶滅危惧種に追い込む外来種。 よそから「生物」を持ちこむ(持ち込まれる)ことの恐ろしさを痛感します。 これは外国のものに限らず、同じ日本にすむ種でも同じこと。 もちろん虫だけでなく、魚もカエルもそうですし、ドングリも・・・です。
でもチャミノガのようで、昔馴染みのオオミノガではないようです。
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