世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

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なんか変わっている魚「ムスン」

2019.08.26 (月)

中野

みなさんこんにちは

 

今回はパンタナールの生き物紹介ということで、こちら

現地名で「ムスン」と呼ばれる魚をご紹介します!

この魚はウナギやヘビのような体形をしており、鱗もなく、胸ビレ、腹ビレも見当たりません。

 

 

呼吸を行う鰓の穴もあごの下についていて、


個人的には少し変わった魚だなと思っています。

 

意外にも大きさの記録では、最大体長が150cmとされており、

大きい個体が日本へ観賞魚として「アナコンダシンブランクス」という名前で流通されたりします。

確かにそのくらい大きいとヘビと間違えそうですね。

 

なんとなく顔つきも魚っぽくない?でしょうか?

住んでいる場所は川や湿地、止水域となった水たまりにもいるようでそういった場所では、空気呼吸をおこない生活しているようです。

 

 

さらにこのムスンという魚は、成長するとメスからオスヘ性転換をおこないます。
種によっては、口の中で子供を育てる口内保育をおこなうとのことで、やはり変わった特徴をいくつも持っている魚です。

 

 

夜行性の魚なので、現地のパンタナールでは夜の観察で発見しました!

ところで、この「ムスン」の仲間が日本にも生息しています。(同じ種類ではありません)

 

こちらではタウナギと呼ばれており、中国大陸や朝鮮半島から持ち込まれた個体が定着していると考えられています。

パンタナールの魚はあまり馴染みがない種が多いかと思いますが、タウナギと聞くとご存知の方もちらほらいらっしゃるようです。

田んぼで発見されるようで、田んぼにいるウナギで「タウナギ」とつけられたのでしょうか。

 

 

また、こういったにょろにょろとした魚は、何かと筒や石の隙間などを好んで隠れがちですが、
意外と堂々していることもあり不思議です。

 

やっぱりなんか変わった魚ムスンは、企画展ブース、一番最後の水槽でお待ちしております。


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カテゴリー  特別展・企画展
キーワード 中野
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