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パンタナールに行った人の情報⑥

2019.10.10 (木)

河合

パンタナールに行った河合です。

6回目の情報です。

今回は何を書こうか迷いました。

 

展示している魚を順番に書いていくのもよいのですが、ほかの飼育スタッフが少しずつ紹介していくれているので、展示できなかった種について紹介しましょう。

プラタ川には59種の魚類が確認されています。参考までに、パンタナール全体には約300種の魚類が生息していると言われています。(※一緒に調査した魚類学者のレアンドロ達の情報)

 

 

そしてこれが貴重なデータです。

ほんの一部だけお見せします。

 

 

そして我々が何かとお世話になったプラタ川の施設「Recanto Ecológico Rio da Prata」のHP https://www.riodaprata.eco.br/trilha-e-flutuacao

プラタ川の概要はこちらで確認できます。

誰でも観光で行けるところなので、どんなところかチェックしてみてくださいね。

ちなみにポルトガル語なので、翻訳ソフトを使えば何となく書いてあることは解読できると思います。

 

これは余談でしたが

今回のプラタ川調査で確認できた魚類は約45種でした。

夜間の調査がもっとできれば、ナマズの仲間なども確認できたことでしょう。

 

 

お客様とお話してご質問をいただく内容で多いのが「現地で捕まえた魚を展示しているのですか?」と。

「はい!」とお答えしたいのですが実は違います。そこにはブラジルの事情があるのです。

 

 

開館10周年のアマゾン展の時は、スタッフが捕まえた魚も展示していましたが今回訪れたパンタナールは…

いろんな法律や規則があり、捕獲することはもちろんNG、魚の輸出もNGです。

川で生き物に触ることも許されませんでした。

と、こんな厳しいところだったので入手ができず、我々が現地で見てきた魚をすべて展示できないのです。

 

ついつい前置きが長くなってしまいました。

それでは紹介します。

全種は紹介できませんがうまく撮影できた魚を順番に!

 

奥にいる3匹

縦じまの魚がレポリヌスの仲間(Leporinus striatus)現地ではピアーバと呼びます。とてもきれいで特徴的な魚だったので展示したかったです。残念!

手前の背びれとしりびれが赤い魚はモンクホーシャの仲間(Moenkhausia bonita)現地名はランバリです。種小名にボニータ(美しいの意味)とついています。その名の通り美しい魚でした。

これも皆様に見ていただきたかった魚です。

これもレポリヌスの仲間(Leporinus friderici)現地名はピアウです。

個人的にはあまりときめかなかった魚ですが、40cmくらいになるので大きな個体は見ごたえがあります。小さな口で巻貝をくわえてずっともぐもぐしていました。

 

これはブッシープレコの仲間(Ancistrus sp.)現地名はカスクード。同定は難しいみたいなのでぱっと見わかりませんが、別の模様のブッシープレコもいたような気がしました。大好きな魚です。

 

今回の紹介は長くなりすぎるのであと1枚。

少し頭の下が白くなっている魚に注目してください。

これはピラプタンガ(Brycon hilarii)現地名もピラプタンガです。訪問先のボニートと言う街の観光のシンボルフィッシュになっている魚です。

この頭が白い部分は、ドラードに襲われた傷跡らしいですよ。

ついでに手前にいるうろこの大きい魚がクリマタ(Prochilodus lineattus)現地名はクリンバタです。40cmになる魚で大きなクリマタにはたくさん出会えました。

 

 

次回も続きを書きます。

今回は長文になってしまったので、次回はあっさりと生き物紹介をします。

お楽しみに!

 

 

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カテゴリー  特別展・企画展
キーワード 河合
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