パンタナール展の気になる魚 その③
2019.10.13 (日)
国崎
パンタナール展、ご覧になられましたでしょうか?
展示されている魚種で個人的に好きな魚を、またまたピックアップしてみます。
今回はプラタ川の砂地で、調査したスタッフが目にした「かわいい小さな魚たち」の水槽。
この水槽は以前、ロリカリアを紹介した水槽です。
水底でじっとしているロリカリアと対照的に、すばしっこく泳ぐ少し丸っこい魚がいます—アスティアナックスの仲間です
現地ではランバリと呼ばれています。
こちらも開館10周年企画展での調査で、ペルーアマゾンに出向いた時、アマゾン川流域の至る所で、たくさんのアスティアナックスたちに出会うことができました。
このグループは160種ほどが確認されているようです。大きなグループですね!
体高のある丸っぽいカラシンですが、常設展示のミロソマやメチニスなどのパクーの仲間と比べて、このグループは体が少し小さめで、全長10~15㎝程です。今回、展示することができたパンタナール産のアスティアナックスも渋いですね・・・
是非、ご覧ください!
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