パンタナールに行った人の情報⑧
2019.11.02 (土)
パンタナールに行った河合です。
8回目の情報です。
今回は企画展会場内で展示している魚たち
オーリョダグア川(プラタ川支流)で見た魚たちの様子です。
まずは
現地名:マトグロッソ 直訳すると「深い森」
流通名はサーペ(キャリスタス)と呼ばれる魚で、熱帯魚の定番種です。
水槽の中でもきれいな赤色にはなりましたが、現地ではもっと赤くて驚きました!
現地名:モスィーニャ 直訳すると「お嬢さん」
ゼゼラのような体形の魚で、ちょこまかと良く動いていて、かわいらしい魚でした。
水槽の中で見ても泳ぎがかわいいので、じっくり見てくださいね。
映像は流れに耐えている様子です。
現地名:カスクード 現地ではコクリオドンとも呼びます。
現地ではプレコの仲間のことをカスクードと呼んでいます。おそらく体が硬いナマズのことを、そのように呼ぶのではないかと思います。
細めの木や流木があれば見つけることができ、口の吸盤で木にくっついています。
展示している個体は小さいですが、木の枝をよく探すと見つかります。
この魚は、たまにペットショップでアカプレコという名で売られています。
現地名:ピラーニャ カタリーナ 現地ではピラーニャや、カタリーナとも呼びます。
ずばりピラニアです。
ピラニアがいる川なんて大丈夫ですか?と質問されますが、襲われることなんてありません。
夜になると、草や枝の陰から出てくるそうですが、昼間は隠れていてほとんど見つけられません。じっくり探さないと出会えなかったです。
水槽を見ていただければ、どんな感じで生息していたのかイメージできますよ。
現地名:カスクード アロンガード アロンガードは直訳すると「細長い」
つまり細長くて硬いナマズの仲間ということなのでしょう。
日本ではファロウェラと呼ばれ、マニア向けの魚です。
現在、展示している魚の中では、みなさんじっくり探して、「わ~っいたいた」と声が上がる、とても人気の種類のように感じます。どこにいるのかじっくり見ないとわからないので、よく探してくださいね。
例えていうなら、枝にそっくりなナナフシを探すような感じでしょうか。
今回はここまでにします。
引っ張るつもりもないのですが、また次回もお楽しみに!