パンタナール展~第2章~のいきもの『アルマジロ』
2020.01.12 (日)
さて、今回は企画展で展示中の『マタコミツオビアルマジロ』の魅力をみなさんにお伝えしようと思います!
そもそもみなさん、「アルマジロ」ってどんな動物か知っていますか?
アルマジロの展示の前を通ると、
「ダンゴムシ」
「ネズミ」
といった言葉がたまに聞こえてくるのですが、全然違うんです!
まず、「アルマジロ」とは、スペイン語で「武装したちいさなもの」という意味らしいです。たしかに背中はかたく、とても丈夫です。
そして、他の哺乳類にはない関節が腰にあることから、「異節類」というグループに分けられます。(このグループは他に、アリクイやナマケモノがいます。)
そして、そして、この「異節類」の中でも、背中がうろこのようなかたい骨の板で覆われているものが「アルマジロ」と呼ばれています。
アルマジロは全部で20種程で、その中でも、完全に体を丸くできるのは、「ミツオビアルマジロ」のなかまだけなんです!!!
で、ここが重要なんですが、
現在、企画展で展示しているアルマジロは、
「マタコミツオビアルマジロ」といいます。
私がお伝えしたいことは、伝わりましたでしょうか?
マタコミツオビアルマジロは、ミツオビアルマジロのなかま・・・
完全に丸くなることのできる種なのです!!!
この丸くなっている姿がとても、とても可愛いんです!!!
これはぜひともみなさんにも見ていただきたい!
背中を丸め、頭としっぽをうまくはめ込み、完全な球体になっている姿を運が良ければ見ることができるかもしれません!!!
アルマジロは、基本的に夜行性です。一日のほとんどを寝て過ごす動物なので、日中、丸くなって寝ているところを見れることが多いです。
ですが、
やっぱり、起きているところも見てみたいですよね?
企画展が始まってもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。だいたいですが、16時ごろには起きて、走り回っていることが多いです!!朝から走り回っていることもありますが・・・
なので、16時くらいにも覗いていただくと、今度は、展示スペースを走り回っている姿が見れるかもしれません!!!これもまた、見ていて飽きない!
ちなみに、動きが速すぎて写真はブレブレです。
アルマジロの歩き方って面白くて、指の先にかぎ爪がついていて、その爪を使って歩くんです。意外とはやく歩くこともできます。これも一度、自分の目で見てみたくないですか?
アルマジロは、お昼と夕方の2回見ていただくのがおすすめなので、ぜひ、覗いて見てくださいね!!!!