渓流展ブログ9 「こぼれ話」
2013.02.11 (月)
波多野
みなさん、こんにちは。
アマゴの稚魚もすっかり卵黄を吸収して、泳ぎ出しています。
渓流展ブログもいよいよ佳境に差し掛かってきました。
ブログのネタが心配されるところです。
ですので、今回は直接特別展には結び付きませんが、
これまでに渓流で出会った、いや出会ってしまった生きものをご紹介します。
渓流を歩いていると、背後に気配が。
振り返ってみても誰もおらず。
でもやはり気配が・・・。
で、肩の上で「こんにちは」と頭を下げるやつ。
そうヒルです。
これには参ります。
このヤマビルは動物の血を吸うのです。
吸われて痛いわけではないのですが、血液凝固を防ぐヒルジンを出すので
中々血が固まりません(昔、教科書に載っていたような)。
渓流域を歩く時は気を付けて下さいね。
そして更に歩くと、前方にただならぬ気配が。
近くに人を寄せ付けないようなオーラ。
これはひょっとして。
そうです、マムシです。
猛毒を持っていますので、近づかないように。
渓流の岩の上で日光浴している姿を見かけます。
そりゃもう、これは要注意です。
近づかないに、こしたことはありません。
直ぐに逃げましょう。
フィールドに出掛けるにはやはり事前の準備が大切ですね。
ヒルもマムシたちも、人間から見ればちょっとやっかいですが、
渓流に生き、生態系を司る大切な生きものたちです。
まだまだ特別展では紹介しきれない生きものがいる渓流。
特別企画展示「渓流 命の旅のはじまり」をまだご覧になられていない方は、
3/10(日)までの開催ですのでお早めに!
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