帰国からもう8カ月
2020.01.16 (木)
こんにちは
パンタナールに行った河合です。
企画展の第2章も好評でルリコンゴウインコやマタコミツオビアルマジロが人気のようです。
まだの方は是非ご覧くださいね。
企画展示スペースだけでなく、トトラボでも楽しめる工夫をしていますよ。
展示ではなかなか伝えられないような内容(河合、大島の思い出best3)をDVDで絶賛放映中です!!
さて話は変わりますが、
パンタナールに行ってからもう8カ月が経ちました。
伝えたいことはたくさんあるのですが、
そして写真や映像もたくさんあるのですが、
皆さんが何に興味をもってくれるのかがわからず、完全に僕の頭の中は迷子状態です。
なので飼育コラムでは、裏話や体験談、感想などをできるだけたくさん紹介していこうと思います。
3月29日にはパンタナールの講演会も開催します。ここでもできるだけ多くのことをお話出来たらと思っています。
カピバラ写真家の渡辺克仁氏をお招きするので野生のカピバラのお話もたくさん聞けるかもしれません。お楽しみに!
詳細はこちら 企画展特別講演会『カピバラのふるさとパンタナール』
さて今回は、第2章も始まったことですし、もう一度、調査の旅を振り返えってみようと思います。
まずは旅程
セントレアから成田空港 約1時間 乗り換えまで2時間半待ち
成田空港からダラス空港 約12時間 約3時間待ち
ダラス空港からサンパウロのグアリューリョス空港 約10時間 約7時間半待ち
グアリューリョス空港からカンポグランデ空港 約2時間
カンポグランデ空港からボニートまで約3時間半
カンポグランデで1泊
ボニートのホテルから調査地点まで 約1時間
こんな日程で南パンタナールの水源地 ボニート周辺のプラタ川に辿り着きました。
まずはセントレアでの出来事、僕のキャリーケースの車輪はここで壊れました。
盗難にあわないように、傷だらけになってもいいようにと思い、中古を入手したのですが…。この有様です。
盗まれにくくなったと考えればこれもある意味良かったのかと!
旅は始まったばかり 波乱の幕開けの予感が!
でもトラブルがないと旅は面白くないですよね。
でも、実際にこの後なんのトラブルもなく 大した土産話もなくて…。トホホ
飛行機の中はとにかくやることがなく暇で
寝るかひたすら映画を見るか、ゲームやるか
セントレアで換金した現地通貨レアルを見て喜んでみるとか
なんとかダラスまでの12時間を乗り切り
ダラスについて待ち時間の間にブラジルで合流するメンバーたちに報告
この時点でオリバー以外の情報はほとんどなく、メンバーには誰がいるのか、どんな人たちなのかほぼ知りませんでした。
この時にお互いの顔写真を送り合い、誰が誰かを知ることになりました。
左からオリバー、マーガレット、パブロ
左:レアンドロ、右:ホセ
こんな感じも日本的ではなくて面白いですよね!
ダラスからブラジルのグアリューリョス空港までの約10時間
冷房はガンガンでとにかく寒かったです。そして隣の席の人がよく席を立つ人でゆっくり寝ることもできず、機内は満席。大きな声で喋る人も多くてしんどかったです。
グアリューリョス空港に到着して待つこと約4時間 ようやくカナダから来たオリバー、パブロ、マーガレットと合流しましたが、それまでの4時間は我々二人だけ。右も左もわからない空港内を散策し、待ち合わせ予定のお店でまずは乾杯。ブラジルといえばコーヒーでしょ。
コーヒー好きの個人的な感想ですが、日本のほうがおいしいコーヒーが飲めると思います。
そして念願のカナダチームとの合流
出会いの映像がこちら
オリバー達と合流でき、すごくホッとしましたね。ずーっと不安で緊張していましたから。
そしてビールで乾杯&自己紹介
ここから英語での会話。グーグル翻訳使いまくりです。
乾杯までは良かったのですが、先ほど二人で飲み食いしたばかり、満腹状態で僕はほとんど食べることができず…。食べ物を残す大失態!!
そうこうしているうちにカンポグランデで待っているブラジル人チームから連絡があり「今、ホテルの近くにカピバラがいるよ」と。
テンション上げ上げ ホテルの近くにカピバラが出没するってどんなところよーと大興奮したことを覚えています。
約7時間半待ってようやく国内線に乗り換えカンポグランデに到着
カンポグランデの空港でホセとレアンドロと合流し、宿泊先に向かいました。
今回はここまで
滞在日数約9日間 ざっくりとした旅程(計画)はありましたが、そんなものはあってないようなもの。毎朝、朝食を食べながら打ち合わせをして予定がよく変わる面白いブラジル調査でした。
続く