ここが面白い「骨展」 ヘビの骨
2013.03.28 (木)
どうも、骨担当のエントです。
今月15日からはじまりました特別企画展「骨の水族館」はもうご覧になられましたか?
いやあ、骨をメインに展示するのは初めてだったので、
お客様がどう思われるのか、最初はどっきどきでした。
私はこんなに骨を愛しているけれど、一般には骨って怖いイメージがあるし、
もしかして気持ち悪がられたりする??
子供が泣いちゃったらどうしよう?!
なんて心配で、しばらく展示ブースの裏に潜んで、皆さんの反応をこっそり観察しておりました。
でも、
「うわあ、すごーい!」
「何これ骨?面白い!」
等という声がたくさん聞こえてきて、ほっと一安心です。
水槽の裏でひとり、にやにやする私。
さて、「骨展」は、前の「渓流展」とは違って生きているものがいないため、
リアルタイムの情報っていうのはないんですが、
見どころと言うか、ここ見たって!!!な点をいくつか紹介したいな、と思っています。
まずこれ。
ジオラマ展示。
骨になった生き物が生きていた時、どんなところにいたか、
その生息地を再現した水槽に展示してあります。
脊椎動物である魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類から1種類ずつピックアップして、
5つのジオラマが作られています。
中でも注目度が高いのが、このヘビ骨です。
これを見てお客様がよく言われること其の一。
「ヘビって骨あったんだ?!」
あります!!!ヘビ、骨あります!
こう、ぐにゃぐにゃしてるので骨がなさそうなイメージがあるのでしょうね。
でも、立派な頭骨と脊椎、肋骨があります。あ、骨盤はありません。
見てください。この精密でシンプル、かつ美しい造形を。
一流の芸術家が作ったオブジェのようです。
さて、ここで問題です。
Q1:どこまでが胴体で、どこからがしっぽでしょう?
Q2:胴体としっぽを見分けるポイントは何?
答えは展示解説の中にあります。気になる人は見に来てね!
ジオラマ展示の骨には、矢印をいくつかつけてあります。
これ、ここ見てほしい!というポイントで、下に解説がついています。読めば
「へー!」
と感心すること疑いなしなので、ぜひチェックしてみてください。