子育てする魚
2020.02.04 (火)
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水族館2階、最後にある「タンガニーカ湖の魚」の水槽。
1/13の古田さんのブログでも紹介されていますが、ここに展示されている魚の中には、親が子供を保護する、つまり子育てする種類が多くいます。
卵を口の中に入れて守る魚や、貝殻の中に卵を産み、ずっと付き添って敵から守る魚など、その方法はさまざま。少しでも多くの子孫を残すため、それぞれ知恵をしぼっています。
「へえ、魚が子育てするんだ。見てみたいかも・・・でもそんな簡単には見られないよね?」
と思われたあなた。
ちょっと気を付けて観察するだけで、その望みは割とすぐ叶います。
画面上部に写っているベージュの魚。これはネオランプロローグス・ブリチャージといい、子育て真っ最中のペアです。
岩に卵を産みつけ、生まれてきた稚魚たちを守っているところです!
とはいえ、稚魚たちはまだ2ミリほど。一応写ってるんですが、ちょっと分かりにくいですね・・・。
では、こちらの動画を見てみましょう。
お分かりいただけたでしょうか?
小さな白い点のようなものが親のまわりをうろちょろしていますよね。これが稚魚たちです。
こんなに小さいのに自力で泳いでいます。そしてちゃんと親の近くにいて、どっか行っちゃったりしないところがとても可愛い!
この動画は1/10に撮影したものなので、この子たちは成長して巣立ってしまい、今はもうここにはいません。
でも、気を付けて水槽を観察すれば、こうやって稚魚を守っている様子や、口いっぱいに卵を入れてもごもごしているところ、卵を産むための穴を掘っているところなど、育児行動を見られることも多いですよ。
今度アクア・トトにいらっしゃったときにはぜひ、タンガニーカ湖の水槽に注目してくださいね。
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