コサギの脚はどこいった?
2020.02.12 (水)
堀江俊
先日、お客様からご質問をいただきました。
「コサギが片脚で立っているんですが、怪我とかしてるんですか?」
これは、不思議ですね。あるはずの右脚が全く見当たりません。
でも、これは怪我をしているわけではなく、ましてや無くなってしまったわけでもありません。
では、どこへいってしまったのかというと、お腹の羽毛の中に入れているのです。
羽毛のない脚をお腹の羽毛の中に入れることによって、脚から熱が逃げていかないようにしていると考えられています。
体温維持の目的以外にも、片脚ずつ休ませている場合もあるようです。
さて、脚以外にも羽毛のないところがあります。
それは、くちばしです。
こちらはカルガモですが、首を180℃曲げて背中の羽毛の中にくちばしを入れて休んでいます。
熱(体温)を逃がさないようにいろいろ工夫しているんですね。
確かに羽毛布団って暖かいですもんね。
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カテゴリー アクア・トトの生き物
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