カエルの産卵スタート
2020.03.18 (水)
田上
今年の冬は例年になく暖かく、雪もほとんど降りませんでした。
そんなわけで、毎年水槽内で産卵するヒキガエルたちにも影響があるかと思っていましたが、特に例年と変わらない時期に産卵がみられました。
早速POPも取り付けましたので、ぜひぜひご覧ください。
日中でも水槽内はこの通り、真っ盛りな感じです。
4ペアが抱接していました!
(よく見ると雌雄で種が違うペアが混ざっていますね…)
オスのたくましい前肢、「絶対に離さない!」とメスに必死に抱きつくオスの姿、時折聞こえる鳴き声など、見ていて本当に飽きません。
また同日、バックヤードでニホンアカガエルも産卵していました。
プリプリです。
こちらは現在非公開ですが、受精していて順調に胚発生がみられたら、どこかで展示したいなと思っています。
野外でもヒキガエルの産卵が始まっているようですし、ぜひ湿地などを散策して、卵やオタマジャクシ観察をしてみてはいかがでしょうか?
どんな卵やオタマジャクシなのかピンとこない方は、水族館での予習をお薦めします!(…空いてるから見やすいですよ…)
新型コロナウイルスの拡大が心配されますが、現状では、感染リスクや安全面に細心の注意をはらいながら開館しております。
※各種ガイドやイベントは中止しています。
カテゴリー 日本の両生類
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田上